自衛隊は憲法違反なのか?

日本国憲法はアメリカの押し付けで恥ずかしいものなのか?

 

護憲派も改憲派も誤解しているところもあります。

ムリもないです、未公開の公文書もあるのですから。

やっと公開され、やっとNHKが伝えられたのですから。

「憲法誕生」は2017年5月のNHKスペシャルで放送されました。

 

 

現憲法はGHQの押し付けでない。

わたしは資料がなかったので、「真実」と主張できなかった。

 

現憲法は、そして憲法9条すらも日本国民の悲願、天皇の悲願。

それは次々と公開された公文書によっても明らかにされた。

 

NHKの内容をざっくり書きます。

固有名詞表記が漢字でない部分もあります。記憶がまちがっていることもありうるので、番組自体もご覧ください。

 

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「武装なき国家」は裕仁天皇が「勅語」で示す。(まだ天皇には統治権があった)

「平和国家確立」は内外に広まった。

首相になった、しではらきじゅうろうは、憲法問題調査委員会で「憲法改正」を目指す。

 

天皇は「平和の基礎の上に国を作りたい」と、近衛文麿に「憲法改正調査会」を依頼する。

元旦に天皇は自ら「人間宣言」する。

しではらは、マッカーサーに「戦争放棄」「天皇制の維持」を提案する。

東京帝大教授の宮澤としよしは、軍の規定を全面削除することを提案する。

・戦争廃止

・戦力不保持

・交戦権不保持

が決まるが、反対意見もあった。

GHQは、日本側の話し合いには干渉しなかったが、

「君主制国家」になるというスクープ記事を知り、

草案を作成する。

しではらや宮澤の意見に加えて「自衛のための戦争も否定する」という文言も提案。

が、チャールズ・ケイテスが「自衛はどの国にもある権利」として削除を提案。

 

GHQ側は、自分たちの草案を国民投票にかけると言ってきたが、日本側はGHQ案を受け入れた。

「平和の希求」はGHQの草案に無かったが、

小委員会(法律の専門家でなる)で1ヶ月議論され、加えられた。

そして、「生存権」の25条、26条の義務教育、98条第二項の国際法の遵守が付け加えられた。

上は天皇から、下は庶民まで、「戦争はこりごり」だった。だから

「仕方がないから戦争放棄」なんかではなく、積極的に平和を求めたいと望んでいた。

 

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9条は、けして自衛のための戦争を禁止してはいない。

9条はGHQのごり押しなどではなかった。

「押し付け憲法、日本人が作っていないからいけない」の根拠はなくなった。

なのにまだ

「日本人が作っていない憲法」と宣伝し続ける政治家。

ウソを宣伝しないでほしいものだ。

 

「9条を変えなければ自衛隊は持てない」も根拠がなくなった。

 

堂々と自衛隊を認めればいい。

平和を維持するためにはに戦車も必要ということもあるでしょう。

 

それでも、「国際紛争を解決する手段としての武力の行使や威嚇は放棄」するべしということです。

一発も爆弾や銃を使わず、誰一人も血を流さない方法を取るのが一番先。ということです。

 

それでも武装が必要なこともある。

 

しかしアブナイのは、9条を変えて爆弾を持参すれば、エクスカリバーを引っこ抜いて何でも解決な錯覚を持っていること。

右派ジャーナリストはそれを宣伝しすぎ。

9条だけで何でも解決ということではないけれど、武装と軍備さえあれば何でも解決というわけでもない。

 

5月3日の憲法記念日は「ゴミの日」と言うのがいた。「ゴミ」とは「現憲法」のことを指すらしい。

 

天皇陛下にもそう言えるのだろうか?

 

ご参考記事「憲法押し付け陰謀論にモノ申す」

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12270672703.html

元自衛官、泥憲和さん「護憲的・安全保障」

https://ameblo.jp/file9zyo/entry-12272125670.html