
Ninja Champion
1986
●史上最悪の映画プロダクション・フィルマークの親会社である、IFD製作のニンジャ映画だ。
今回犠牲となったのは韓国産のアクション映画で、そこにニンジャを足して地獄絵図となっている。元の話は悪党に強姦された過去を持つ女の復讐劇で、女のかつての恋人である男が彼女を助けようと奔走する…みたいな話のようである。本作ではそれにニンジャの暗殺計画を加味しているのだから、どれだけメチャクチャな映画になっているかは想像に難しくないだろう。
韓国パートの主演は林子虎(ジャック・ラム/ラム・ジョン・ホ)という人で、本作以外にも『Ninja Empire』や『Ninja Terminator』でIFD及びフィルマークの被害にあっている(涙)韓国のアクションスター。その他は白黄基といった韓国功夫片お馴染みの顔が登場している。アクション面ではあまり見るべきところは無いが、たまに眼の覚めるような足技がビシッと出てくることもあって見逃せない。それにしてもほんと巨龍(ドラゴン・リー)はちょっとだけだったなぁ…。
一方、ニンジャパートにはいつものリチャード・ハリソンとブルース・バロンが参戦。相変わらずのヘナヘナな特撮とニンジャごっこで場の空気を盛り下げていく。このバロンが殺る相手は4人で、それぞれ失笑モノの特技を見せた後にバロンに斬り殺されるというパターンで順調にやられていく。当然の事だがニンジャパートと韓国パートは完全に水と油状態で、まるでこのニンジャパートがCMのように見えるぐらいだ。
最後は韓国パートで展開された事件についてボスのニンジャが種明かしをし(もちろんセリフなどは勝手に吹替えてあるのでストーリーは支離滅裂)、ニンジャのバロンVSボスニンジャのぬるーいバトルで終わる。このバトルについてはラストがある意味圧巻で、公園で戦っていた2人のニンジャだが、遊具に引っ掛かったボスが簡単に刺し殺されてTHE ENDとなるのだ(爆
さすがにこれは誰も予想が付くまい。これでこそIFDの面目躍如といってもいいだろう(半ばヤケ気味