
「秘録・ブルース・リー物語」
BRUCE LEE FIGHTS BACK FROM THE GRAVE
1978
●本作は韓国とアメリカの合作によって作られたバッタもん李小龍作品である。
ハリボテ同然の作り物っぽい李小龍の墓から、李小龍らしき人間が地面から飛び出してくる強烈な(笑)オープニングはファンの間でも有名だ。その後、何事もなかったかのようにストーリーが始まる(おそらく墓から甦った李小龍の新作映画ってことなのか?)。
ロスの空港に見せかけた大韓空港におりたつは佐野史郎!…ではなくブルース・K・L・リィという得体の知れない謎の韓国人だ。彼は3年前に別れた道場の親友を訪ねて来たのだが、その彼は既に死んでいた。どうもある組織(敵は日本人・黒人・白人・メキシカンにカウボーイという、往年の東映カラテ映画を彷彿とさせる男たち)に殺されたらしく、佐野…もといブルースは、道中出会った美女と共に事件の核心に挑む…。
話は薄いが、意外にアクションは悪くない。ブルースが友人の遺骨首にぶら下げてロスの街を闊歩する姿はかなり変だが(苦笑)、実は当時売れていなかったショー・コスギが敵の日本人役で出ている。必見とまではいかないものの、話のタネぐらいにはなる…と思う(多分)。