みなさんこんにちは、兵庫県で就農準備中のエラです。


イチジクの根域制限栽培(コンテナ栽培)を試しに4コンテナ始めてみて、しばらく時間が経ちました。

今日は簡単な現状報告です。


苗は順調に育っています。


地植えに比べて少し枝が細い気がするのは、やはり土の量が少ないからでしょうか。





これから暑い日が続くので、水を切らさないようにして観察を続けようと思います。

みなさんこんにちは、兵庫県で就農準備中のエラです。


備忘録も兼ねて、最近の動向を書いてみます。


  研修について

基本的には研修機関で、果樹の勉強をしています。

現在の主な研修内容はブドウの摘粒です。時期に合わせて、芽かきや防除、剪定などやっています。

また、時々イチジク農家さんのもとで実際の圃場に出て作業を手伝わせてもらっています。


  認定新規就農者、補助金について

現在は就農準備資金(いわゆる準備型)の補助金を受給しています。

2月or6月に認定新規就農者の認定を受けられるように、就農計画の作成をしています。

そのために、研修機関の担当者の方、普及センター、農業委員会などと連絡をとりながらいろいろ進めています。


  農地について

紆余曲折ありましたが、なんとか農地を借りられることになりまして、現在利用権設定の手続き中です。草刈りや溝掃除などには既に参加しています。


  就農について

令和7年4月に就農予定です。

栽培品目は、イチジクをメインとして、スイートコーンやブロッコリー等の野菜も考えています。


  販路について

当面は、イチジク・野菜ともに直売所と市場出荷を考えています。が、栽培や経営が軌道に乗れば拡大していきたいです。


  その他

x、instagram、podcastやってます。以下





現状こんな感じです。

みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。

 

今回は、認定新規就農者になるまでのスケジュールをまとめてみました。

あくまで私の場合ですが、

就農計画の作成、添削、修正、完成→提出がまず第一関門となりそうです。

その間に、同時並行で資材や施設、機材等の見積もりをとっておくことや、農地の利用権設定について進めていく感じですかね。

 

同時にやることがたくさん!!

 

皆様の参考に少しでもなれば幸いです。

 

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みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。

6月ももうすぐ終わりなので、半年の振り返りをしてみようとおもいます。

 

  半年を振り返って

 

それぞれの項目で、半年を振り返ってみます。

 

就農計画を完成させる    

労働時間について、実際作業をやってみた実績値をもとに細かく修正した。肥料、農薬についても、農家さんからデータをもらい、実績値に修正。残るは販売価格の修正。スイートコーン、イチジクについては7,8月あたりから直売所で販売が始まるので、足を運びデータを収集する。また、部会出荷の価格についてもJAに聞き取りを行う予定。
 

技術・知識を身につける 

親方農家、学校、セミナーなどで研修に参加した。親方農家ではイチジクの剪定、防除、芽かき、誘引など。学校では梨、りんごの剪定、ブドウの誘引、整房、摘粒などを行った。親方農家で行った作業については、メモで残して労働時間の参考値を集めることができたが、改めて作業内容については細かくまとめておきたい。

 

露地野菜栽培の基礎を学ぶ

4月にスイートコーン、海老芋の定植をお手伝いさせてもらった。スイートコーンについては、おそらく施肥量を誤って失敗した可能性が高いが、実際に来年以降栽培するための糧したい。

 

経営について学ぶ

あまりポッドキャストで耳学ができなかった。空き時間をみつけて聞いていきたい。また、会計・簿記については書籍を購入したため晩ごはん後などに勉強する。

 

体力をつける 

朝になんやかんや予定が入ってウォーキングできなかったが、腹筋、スクワットなどの運動を始めた。

 

土壌医検定2級を取得する、ハウス建築について学ぶ、農業機械の操作に慣れる、農業簿記検定3級を取得する

時間がとれなかった。農業簿記については来年度に延期。

 

体調管理を徹底する 

風邪の引き初めにいろいろ体調管理・対策したことで深刻化はしなかった。

 

反省点・改善点

就農計画・研修・野菜栽培については進捗があった。こつこつ続けていきたい。

一方で勉強の類についてはなかなか時間がとれなかった。移動時間・寝る前などの時間を利用し、忘れないようにタイマーなどで通知しながら習慣化したい。

 

以上、半年の振り返りでした。次半期はできなかったところを中心にがんばりたい。

ではまた次回!

 

 

みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。

 『イチジクの根域制限栽培(その3)』みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。 これまで2回ほど、イチジクの根域制限栽培について書いてきました『イチジクの根域制限栽培にチャレンジ』みなさ…リンクameblo.jp


イチジクの根域制限栽培についてですが、前回の記事のとおり、まずは5コンテナで試験してみることにしました。

 

使った資材はコンテナ、簡易の雨除け、安物のポンプ付き潅水タイマー。

 

 

 

もみ殻を敷き詰めて、上からバーク堆肥で蓋を。



あとはタンクに液肥を溶かして、自動灌水をセットして、とりあえず完成。




 これでどう育つのか、観察してきます。

 

みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。

 

これまで2回ほど、イチジクの根域制限栽培について書いてきました『イチジクの根域制限栽培にチャレンジ』みなさんこんにちは、兵庫県で就農準備中のEraです。今日は「小さく試してみること」について書いてみようと思います。私はイチジクで新規就農を目指していますが、栽…リンクameblo.jp


が、実際のところスタートでつまづいてしまいました。

 

挿し木したイチジクの芽が出ない問題!

 

これについてはXにもポストしたのですが、原因はおそらく以下のとおり。

 

なんとまあ、コンテナ栽培開始以前の問題。ふがいない。

しかし、いつまでもくよくよしてられないので作戦を変更して、挿し木での栽培は今年はあきらめて、昨年度からポットで養生している苗の余っているものを利用して、少量でチャレンジすることにします。

 

参考にするのはやはり新潟方式なので、もみ殻を早速依頼しました。

 

残っている課題は液肥をどうするか、かなあ。

 

また続報お伝えします。

みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のエラです。

 

長らくブログを更新できていませんでした。バタバタでした。

 

雨が長く続いては少しの間晴れ、また雨…という天気が続きましたね。

このせいでトラクターが入れず畝立てできませんでした。

 

今日まで何日か晴れ間が続き、なんとかトラクターを入れることができるようになりました。

私はトラクターを持っていないので、先輩農家さんに依頼して、培土板を使って畝立てしていただきました。

 


これでなんとか下準備は完成!あとは畝間の土を地道に上げていって、定植するのみです!

 

かなり遅くなりましたが、地植えは何とか先が見えてきました。

あとはハウスを頑張って立てて、コンテナの中にイチジクを移植し、コンテナ栽培の準備を整えることも進めていきます。

 

頑張るぞー
 

皆さんこんにちは。お久しぶりです。兵庫県で就農準備中のEraと申します。

今日は、イチジクの根域制限栽培について続きを書いてみようと思います。



私は以前から、イチジクの根域制限栽培に挑戦したいと考えていました。

根域制限栽培については、以前ブログにも書いた通りの栽培方法なのですが、この方法、ぶどうやブルーベリーでは割とメジャーな方法になりつつあるのですが、イチジクについてはあまり普及していません。


普及していないということはそれなりの理由があると思います。私がイチジクの有識者の方や実際にコンテナ栽培を実験された研究所の方にお伺いした限りでは、あまり普及していない理由については以下の通りでした。


  メリットが少ない

イチジクの根域制限栽培を行う上で最大のメリットは、早期成園化である。

新潟のデータによれば、溶液栽培を行うことで1年目からそこそこの収量を得ることができる。

しかし、逆に言えば、イチジクの根域制限栽培のメリットは早期成園化ぐらいしか見当たらない。根域制限栽培を行うことによって収量が増えるとか、大幅な品質アップが見込めるとか、収穫時期をずらして単価アップを実現可能とかそういったメリットがあるわけではない。※糖度が上がり味の濃いイチジクができるという意見もあるようです。


  コストがかかる

イチジクの根域制限栽培を始める上で準備しないといけないものがたくさんある。例えばコンテナやポット等の容器、それからタンクやポンプ、チューブなど灌水システムの準備、ハウスなど。初期投資コストがかかる。


  栽培環境のコントロールが難しい

根域制限栽培を行う上ではハウスが必要になってくるが、ハウス内の温度や湿度、またコンテナやポットへの灌水、ECバランスなど、通常の地植えでの栽培と比べて栽培環境のコントロールが難しい。

特に初心者にとっては、基本的な慣行栽培である地植えでの栽培方法や樹の生理もきちんと理解しない上で根域制限栽培を行う事はリスクが大きすぎる。


 結論:イチジクの根域制限栽培はムズい。


以上のような理由から初心者がいきなり根域制限栽培に挑戦することはリスクが高く、あまりオススメしないとの意見を行政や実際の農家さんからたくさんいただきました。


では、どうする?

イチジクの根域制限栽培は、私が就農を決意した当初から試してみたかった栽培方法であり、ぜひ挑戦してみたいと言う気持ちは今でも変わっていません。


しかしながら、私は認定新規就農者になることを目指しており、その上で青年等就農計画の細やかな説明が必要となってくることから、現在のままでは周りを納得させられるような計画を立てる事は不可能と考えています。


やはり、きちんとエビデンスのある、また「なぜそれをやるのか」という問いに明確に答えられるような計画を立てなければいけないと考えています。


私が今考えている案は、根域制限栽培は行う。しかし失敗した際のリスクを少しでも低くするため、小さく始めると言うものです。


当初の予定では、根域制限栽培半分、地植え栽培半分を考えていましたが、これを根域制限栽培の面積を4分の1程度に減らすことで、初期投資の金額を下げ、またリスクを減らすことができると考えます。


3月中もしくは4月には実際にイチジクの根域制限栽培を行っておられる農家さんへ実際に視察に伺うことも考えています。


ざっくりとした概要だけではなくて、一つ一つの資材の金額であったり施肥の種類であったり、様々なエビデンスを集結させて、きちんと行政にも納得してオッケーを出してもらえるような案を考えていきたいと考えています。


この根域制限栽培への挑戦については、引き続きこのブログでも書かせていただこうと思いますので、温かい目で見守っていただけると幸いです。

それではまた次回!


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みなさんこんにちは。兵庫県で就農準備中のEraです。
今日は「車で目的地に向かうように、目標に向かって進む」ということについて書いてみたいと思います。
 
目標に向かって突き進むということは、車で目的地に向かっているようなものだと感じることがあります。
 
車で目的地に向かって進む時は、例えばカーナビに目的地を登録して最適なルートで進んでいくということが一般的だと思います。ただし、実際に目標への最短距離が示されている事はあまりないので、今回は言わゆるナビを使わず自分で最適なルートを見つけて目標に進んでいくということについて考えてみたいと思います。
 

  1.目的地(目標)を決める

 

当たり前ですが、目標に向かうには、まず目標を決めなければいけません。
目的地の決まっていない運転がどこへ向かっていいやらフラフラとした運転となってしまうのと同じように、目標が決まっていないとどこに向かっていいのかがわからないため、まずは目標をしっかりと定めます。
かつここでの目標は具体的なものである必要があります。たとえば「農業を始める」ということだけではなくて、「何の作目で何の品種で、どのくらいの売上を目指すのか」等ということを決めるということです。

 

  2.到着期限(達成期限)を決める

 

時間の余裕がたくさんある人にとっては無関係な話かもしれませんが、多くの場合、目標の達成期限を決める必要があると思われます。車で出発する前、いつまでに到着すべきかを決めるように、何年何月までに何々をする、と期限を決めてやることで、どれぐらいのペースで進めばいいのか、どれぐらい休憩できるか等を把握することができます。また、これにより必然的に目標へのルートも決まってくると思います。
 

 

  3.立ち寄るべきポイントを見定める

 

普通のドライブと違って、目標地点にたどり着くためには必ず立ち寄らなければならないポイントが出てくると思います。
例えば就農に関する目標であれば(これは人によりけりですが)補助金の申請、認定新規農業者になること、農地の取得等、これはやっておくべきかなと、というポイントがあります。こういったポイントを見定めておくことで、より目的地にたどり着ける可能性が高まると思います。
 

  4.方向転換は早めに行う

 

運転中、100m先で右折しないといけないのに右折車線に入り損ねてしまってそのまま直進せざるを得ない、みたいな状況が時々あると思います。これと同じく、目標達成のルートにおいても、タイミングを逃してしまうと到達できないポイントがあります。いつ、どのタイミングで、何をすべきかをというポイントを逃さないよう、行動すべき時期がいつでどのような動きをすべきか、ということを事前に十分把握しておく必要があると思います。

 

 

  5.燃料の補給は計画的に

 

いくら最適なルートやポイントが決まっていても、ガソリンが切れてしまうと進めません。常に自分の体力やメンタルの状態をできるだけ数値化して把握し、エネルギー切れを起こさないよう適度なタイミングで休憩することが大切です。

 

こんな感じです。まあ私運転下手なんですけど、偉そうに書いてみました。

ではまた次回!

 



みなさんこんにちは、兵庫県で就農準備中のEraです。

今日は「小さく試してみること」について書いてみようと思います。

私はイチジクで新規就農を目指していますが、栽培方法の計画としては、地植えを半分、根域制限栽培を半分で予定しています。

根域制限栽培は、ポットやコンテナ等の中に土を入れてそこに定植することで、根の広がりを制限する栽培方法です。

イチジクの根域制限栽培については、新潟や愛知等の研究所で試験されていたものの、一般にはあまり普及しておらず、実例に乏しいものになっています。

それでもやはりこのやり方にチャレンジしてみたいのは、やはり早期成園化を目指したいことと、どのくらい品質が変わるかというのを試してみたいからです。

この栽培に必要なものはざっくりと以下のようなものになります。


コンテナ
灌水装置
籾殻や培養土等
イチジクの挿し穂


これらを準備して進めていかないといけないのですが、いきなりぶっつけ本番で望む事はリスクが大きいので、まずは「小さく始める、試してみる」ことをやってみたいと思っています。

まずコンテナを1つ、それに必要な籾殻、イチジクの挿し穂2本。つまり1セット分。

これでまずはどのような結果になるのかやってみたいと思っています。小さく試してみることで、将来的にどのようなことが課題になってくるのか、ミスしやすい工程は何か、気をつけるべき事は何か、などが洗い出しできると思っています。

今年はまずは試験的にこれをやってみて、うまくいったこと、うまくいかなかったことを洗い出し、そして本番の全量での栽培に臨もうと思っています。

また経過報告します!
それではまた次回。