今日は「小さく試してみること」について書いてみようと思います。
私はイチジクで新規就農を目指していますが、栽培方法の計画としては、地植えを半分、根域制限栽培を半分で予定しています。
根域制限栽培は、ポットやコンテナ等の中に土を入れてそこに定植することで、根の広がりを制限する栽培方法です。
イチジクの根域制限栽培については、新潟や愛知等の研究所で試験されていたものの、一般にはあまり普及しておらず、実例に乏しいものになっています。
それでもやはりこのやり方にチャレンジしてみたいのは、やはり早期成園化を目指したいことと、どのくらい品質が変わるかというのを試してみたいからです。
この栽培に必要なものはざっくりと以下のようなものになります。
コンテナ
灌水装置
籾殻や培養土等
イチジクの挿し穂
これらを準備して進めていかないといけないのですが、いきなりぶっつけ本番で望む事はリスクが大きいので、まずは「小さく始める、試してみる」ことをやってみたいと思っています。
まずコンテナを1つ、それに必要な籾殻、イチジクの挿し穂2本。つまり1セット分。
これでまずはどのような結果になるのかやってみたいと思っています。小さく試してみることで、将来的にどのようなことが課題になってくるのか、ミスしやすい工程は何か、気をつけるべき事は何か、などが洗い出しできると思っています。
今年はまずは試験的にこれをやってみて、うまくいったこと、うまくいかなかったことを洗い出し、そして本番の全量での栽培に臨もうと思っています。
また経過報告します!
それではまた次回。