"ソンジェ背負って走れ" 勝手な想像① ネタバレ | From me

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韓ドラ(ラブコメ)好き

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字幕での勝手な想像で、あらすじではありません。
画像お借りしました。ありがとうございます。

なぜソンジェは身を投げたのか?


引退を決意するほど、噂や誹謗中傷に悩まされ、うつ病や不眠症を患っていたとはいえ、引き金になったのは何?

テーブルにミントキャンディーがあるということは、2022年12月31日、ECLIPSEのコンサートを観ることができず、とぼとぼ帰る橋の上で車椅子が故障し、震えていたソルと会った後の出来事だと……。

「あなたは生前のソンジェさんが最後に会った人」と言われましたよね。


思い返せば2009年7月22日、皆既日食の日、デビューして2ヶ月のECLIPSEの出演したラジオ番組「テンテンと友達」で、ソンジェがソルにかけた電話。

この番組は、ランダムにかけた電話の相手が、ゲストの事を知っているか?と言うのがコンセプトの番組だと思います。

リーダーに続き2番手のソンジェは、思い続けているソルに意図的に電話をかけます。

ソルの反応は、ソンジェの事は覚えておらず、悲観、絶望で生きるのすら嫌な様子でした。

天気が良いせいで死にたくなる人もいる。私の足を治せもしないのにこんな電話かけてこないで!

電話を投げ捨てるソルに、「今日を生きて!」とラジオから話しかけるソンジェ。


2022年12月31日夜、

5年ぶりのECLIPSEコンサートの後、一人になりたいからとホテルに向かう道すがら、橋の上で偶然見つけたソルは、車椅子が故障し寒さに震え困っていましたが、2009年にあのラジオで「今日を生きてほしい」と声かけをした悲観的なソルではなく、その言葉で救われ、明るく逞しく生きるソルだったはず。

そんなソルと再会したのに何故、ソンジェは"今日を生きなかった"のか…?


「待って……?もしかしてこの考察は違うのではないだろうか?」


4話で、車椅子のソルと同じシチュエーションでの会話。


心の声「全然変わってないな」


15年経っても、自分が心ときめかせた輝くソルの笑顔と「全然変わってないな」ではなく、

自分が変えたはずの過去が「全然変わってないな」ではないか…


ソルは、2008年9月1日、バスで寝過ごしてしまいキム・ヨンスにチュヤン貯水池で誘拐され、逃げ出すも車ではねられ池に落ち、ソンジェが助けたものの大怪我をし両足が不自由となります。

「何故助けたのか!死なせれば良かったのに!」

絶望の淵のソルを見ていられなかったソンジェは、過去に戻り、

ソルは酔っ払いの釣人ともみ合ううちに池に落ち、ソンジェに助けられる、と言う風に過去を変えた。

怪我はないか?大丈夫か?たたみ掛けるソンジェ。

ソルは怪我もなく、歩ける。

未来は変わったはず……


それなのに、15年後、橋の上で再会したソルは車椅子。

(未来は)「全然変わってないな」



雪の降りしきる橋の上で、傘を差し出すソンジェに、初めて会った雨の日のように、明るくミントキャンディーをくれたソル。

過去のあの日、バスで寝過ごしたソルを何故早く起こさなかった?

何故筆箱を落としてソルが降りるのに気付けなかった?

何故車にはねられる前に助けられなかった?

過去を変えたのに何故未来は変えられなかった?

想い続けている大切な人すら守れなかった……

ソンジェの中で後悔が膨れ上がったのでは?


そこにチャイムの音。

社長か?

引退したいと告げていた

インヒョクか?

ソンジェが引退したいと今日知った

はたまたキム・ヨンス?

後の事件とリンク


なぜソンジェが過去に戻れたと思ったか?


キーマンはお祖母さん。

お祖母さんは、タイムトラベラー説。

15話でお祖母さんが言った

「私は記憶の中を旅してる」

ここで勝手な解釈。

タイムリープ=タイムマシン等を使い時間を超える

タイムトラベル=自在に時間を旅する

お祖母さんは、2008年、事件に巻き込まれた孫の悲痛な叫びをなんとかしてやりたいが、過去を変えるにも年齢的なこともありままならない。

けれど、自在に記憶の中の時間を超えられる。

そこでその想いを、ソンジェに託したのではないか……?

託されたソンジェは、

キム・ヨンスに誘拐され、車でひき殺されそうになり、池に落ちたソルを助けるという過去ではなく、

酔った釣人に絡まれ池に落ちたソルを助けるという過去に変えた。


帰りのタクシーの中で、何故ここがわかったのか?と聞くソルに、バスで寝ているお前を見たと答えるが、ピンポイントでソンジェが助けられるようにお祖母さんが仲介役をしたのでは?

過去を変え、ソルの足はなんともなかったはずなのに、橋の上で会った現代のソルの足は治っていなかった→「全然(過去は)変わってないな」


ソルを守れてなかった…

罪悪感が膨れ上がり…発作的に…?



いや、待って……?

ソルは過去を覚えていなかったが、ソルに「この世界に存在してくれてありがとう」と言われたソンジェは、「僕も同じだ、ソル」と……

(過去を変えたのに何も変わっていない…その事を覚えてもいない…でも、生きていてくれてありがとう)


そのままこっそりと愛しいソルの姿を家まで見送り、ソルの動きに合わせて灯る廊下の明かりを見届けた。

自分のファンだと言うソルが、存在してくれてありがとうと言うソルが、自分が愛しているソルが、決して望まない結末を自ら犯すはずがない。

まさか……

キム・ヨンスによる殺人⁉