広告プレゼン術/井徳正吾
会社の図書館で借りて期限が近づいてしまったので、慌しく読んだ一冊。広告プレゼン術/井徳 正吾 ¥1,575 Amazon.co.jp 学生時代に小室淑恵 さんのプレゼン講習会に出て、他の大学の学生と切磋琢磨していた私にとって、「プレゼン」とは、いつまで経っても満足のいくことのない、永久に追い求めたい技術だと感じています。私が人生で成し遂げたいと思っていることを次から次へと達成してしまう小室さん。憧れの彼女からはたくさんのことを学びましたが、今回のこの本にもそんなアドバイス達を彷彿とさせる、様々なポイントが書き記されていました。気になったポイントをいくつかご紹介します。明日からの企画書へ、プレゼンへ、私自身生かしていきたいと思います---------------------------「ワクワクしなくては企画書ではない」最近つくづく感じていることです。自分がワクワクしない企画書を他人が読んでもワクワクすることはない。そう思っています。表紙に凝る、タイトルの付け方に凝る、展開の仕方に凝る。どれも自由です。思わずフォーマットがあると、それありきになってしまったり、発想の幅がフォーマットによって限られてしまうことがありますが、ちょっとした自己流の工夫で「楽しく」企画書を創ることで、格段に仕事の質が変わるような気がしています。企画書にも「遊び心を」。ポイントさえ押さえていれば、楽しい企画がポシャるわけがありません。「シンプルを追求し、コンセプトを立たせよ」資料を作っていると、どうしても保険的な要素として補足資料がどんどん増えていき、気が付けばだらだらと長い展開になってしまうことがあります。それでは伝えたいことが半分も伝わらず本末転倒です。説得するには、筋は太く短い方がイイ。論法としては3段階程度に留めるのが適当のようです。ストーリーを骨太に。枝葉を思い切って削ぎ落とす度胸が必要です。そして、最終的に伝える相手の心の中に何を残したいのか。これが一言で語れない限り、成功したプレゼントは言えません。「小さく期待を裏切る」相手の気持ちを引きつけること。これもプレゼンの重要なテクニック。そのためには相手が予想外の話題や表現から切り出してみるのが効果的です。たとえば、「私どもが調べた調査によると・・・」と導入するよりも、「『データは嘘をつく』という本があります。・・・」と調査そのものを否定するような刺激的な言葉を頭に持ってくるだけで、相手の関心度は大きく異なります。いかに新鮮な驚きと納得を与えられるかがプレゼンの腕の見せ所のように感じます。そして意外なことで、面白かったのは、「ジェスチャーはいらない」ということ。思わず欧米流を履き違えて、ジェスチャーがプレゼンには必要と思っている人も少なくないですが、実はむしろタブー。本来、心に伝えるメッセージがプレゼン。パフォーマンスではありません。身振り手振りで伝えるのではなく、真摯に懸命に想いを伝えること。これが何よりも忘れてはならない大切なことなのです。