“慟哭”の中に見出だした“企業理念”の確かさ | heart in heart ~今、伝えたい事~

heart in heart ~今、伝えたい事~

結構前になりますが、りょうた@名義でブログを綴っていました。
最近は専らシンプロの方に投稿していましたが、彼方の不具合もあった事もあり、再び此方へ帰って来る形と相成りました(^_^ゞ
緩く更新しますんで、マターリとお付き合いして頂けると幸いです♪(’-’*)

・フランス人男性が、アルジェリアでの一連の人質事件を受け 、自身のブログ「L'Heretique」で、 日本の防衛に関してつづった。

筆者は、今回人質がとられた国の中で、日本人が最も多く殺害された事実はとても残念なことだと述べた。 それとともに、その背景について自身の考えを述べた。

筆者は、植民地として古くからアフリカとの関係が深かったフランスなどのヨーローッパ諸国と比べると、日本とアフリカの関係は薄いと語る。
それなのに今回最も人質が多く殺されてしまった背景には、日本には攻められる体勢の軍隊がいなかったため、聖戦をかかげるテロリストにとって脅かしとなる存在ではなく、交換条件として人質を引き止めておく必要が なかったからではないかと指摘した。

さらに筆者は、この背景として日本は第二次世界大戦後のトラウマによって、軍事力を放棄をしたと述べた。当初は連合軍による強制であったが、最終的には日本自らが軍事力を放棄したと説明。

日本がその気になれば、核兵器も軍隊もすぐに整備できるだ ろうが、中国や韓国の記憶に新しい日本による侵略が、アジア諸国にとって脅威となるのだろうとの見方を示した。

また日本は何年にもわたってアメリカに防衛を委ねており、今回のように海外で緊迫した立場に立たされた時においても、外交的に自らを守る術がないのではないかと述べる。
60年以上にもわたって軍事力を放棄をしてきた日本ではあるが、このまま軍事力を放棄し続ければ、また同じような局面になったとしても泣くことしかできないつらい状態にな るのではないかと指摘した。

何の罪もないのに最も多くの犠牲者が出てしまったことは、つらい事実である。筆者が指摘する直接的な軍事力でなくとも、今後同じような状況が訪れた時のための対策は、十分にとらねばならないだろう。
筆者の意見は、こういった局面においては自国の身は自国で守る、力には力で制するという意識が強い、西欧社会の一つの見方といえそうだ。



という事で、アルジェリアテロ事件は日本人十人を含む、多数の人間が犠牲になってしまいました。


今回のテロ事件は、余りにも衝撃的な結末でもありましたが、それ以上にクローズアップされたのが“日揮”という会社の素晴らしさだったかも知れません。


あれだけの修羅場的な状況にも関わらず、マスコミへのプレスリリース担当の方が非常に沈着冷静な対応をしていた点。


そして何より、会社が社員の事を“プロフェッショナル”として認めているという点。


“これだけの悲惨な事件が起きて、何を言っているんだ!”とお叱りを受けるかも知れませんが、この“日揮”という会社は間違い無く素晴らしい企業組織なのは言うまでもありません。


あの状況の中でも沈着冷静だった日揮の方々に心から敬意を表したいと思います。