昨年夏に引っ越してきた筆者の住まいは勾配45度近い急な坂道の途中にあり、この坂道を上らなければスーパーや最寄り駅、かかりつけ医の定期受診にも行けず、本降りの雨や雪など降るとほとんど絶望的なくらいですが、引っ越しそうそう気づいたのは坂の途中にいつも花束が供えてあることです。坂には特に歩道部分もなく、階段状にもなっていませんから、一体何が起きたのだろうと花束を見るたびに不安がつのります。
坂道は上りきると十字路になっており、人気が少ないものですから車がかなりのスピードを出して走っています。また車がスピードを出したまま十字路を曲がって坂道を下ってくることもあります。そうでなくても気をつけて上り下りしなければ転倒しかねない坂道です。いくら想像を働かせても何が起きたのかわかりませんが、そのうち供えた花束を取り替えに来る方とばったり出会ってしまうかもしれません。