助六だって寿司は寿司 | 人生は野菜スープ~アエリエルのブログ、または午前0時&午後3時毎日更新の男

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元職・雑誌フリーライター。バツイチ独身。午前0時か午後3時に定期更新。主な内容は軽音楽(ジャズ、ロック)、文学(現代詩)の紹介・感想文です。ブロガーならぬ一介の閑人にて無内容・無知ご容赦ください。

 さすがに毎日握り寿司とはいかないので、今日のお昼は助六寿司にしました。「悪人でも人間には違いないように、へぼ詩人だって詩人には違いない」とは名探偵「ブラウン神父」シリーズで知られるG・K・チェスタートンの奇想ユーモア小説『ナポレオン奇譚』の書き出しですが、助六だって寿司は寿司には違いありません。
 お昼に助六寿司を食べたら、夜食には何にしようか。年末年始以来もっぱら肉まんか冷凍ピザばかりだったので、ハムとカニかま、メンマと乾燥野菜と乾燥ワカメ、おろしニンニクを増しましに加えて、ゴマ油(ラー油は苦手なので)とお酢でスープを調味して、今年初めてのカップ麺でもいただこうかと楽しみにしているところです。

 さて今日の1曲は、ザ・ドアーズのサード・アルバム『太陽を待ちながら (Waiting for the Sun)』(Electra, 1968.7、US#1/UK#16)から1分52秒の小品「Wintertime Love」をお送りします。アナログLPとCDではヴォーカルのテイクとミックスに違いがあるのですが、CD化される前の20年とCD化以後の35年ではすでにCDヴァージョンの方がロングセラーになってしまいましたし、さほど印象に違いはないとも言える程度の別ヴァージョンなので、ここではYouTubeにアップされているCDヴァージョンをご紹介します。軽快でメロディアスなワルツ曲なのにヴォーカルは物憂げ、という、こんなポップな曲をやってもドアーズはドアーズだなあと思わせる佳曲です。