豪徳寺の紅葉 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 紅葉を見に豪徳寺へ行ってきました。洒落ていうと紅葉狩りとでもなるのかな。この近辺では桜はいろんな所にあるが、紅葉の名所となるとあまりない。


 そこで妻と妻の姉の三人で豪徳寺に行ってきた。昔一人で豪徳寺には3度ばかり行ってる。小田急線の豪徳寺駅から歩くと10分以上かかるので、今回は豪徳寺で降り、山下駅から世田谷線に乗り一駅で宮ノ下で降りました。


世田谷線

電車の猫

 3分くらい歩くと豪徳寺の参道に着く。門をくぐると三重の塔が目に入る。今年の紅葉はそこそこってところかな。以前秋の紅葉時期に訪れたが、もっと鮮やかな紅葉だった。


山門

三重塔2

 この寺は江戸のころ彦根藩の二代目藩主井伊直孝が寺の前に差し掛かった時に突然の雷雨が襲ってきた。その時一匹の猫が現れて直孝を寺に招き入れたという伝説があるそうだ。だから猫だらけ、この寺が招き猫の発祥の寺というが、全国でこちらが招き猫の発祥だと主張するところが3か所ほどあるらしい。それもあろうかここは井伊家の墓所になっており左奥には井伊家の墓が並んでいる。


井伊家墓所

猫1

猫3

猫2

 昔は寺の中だけ猫だらけかと思いきや、今は町中いたるところに。世田谷線の電車にまで猫のデザインだ。この日は久しぶりに晴天に恵まれ気持ちのいい一日でした。