息子が小さかった頃、友人に会いにパリからロンドンに遊びに行きました。彼のお母さんの案内でロンドン市街をくたくたになりながら歩き廻りました。
ロンドン塔でのことです。トレーター門からテムズへ出ようとした時です。
「チャオ、あの守衛のおじさん、『ビーフィーター』ともいうんだって。牛肉を食べる人って、何故かな?」
「ぼく、訊いてくるよ」
そう言うと、つかつかっと彼の元へ近寄って行きました。明るくて積極的な子でした。
この頃はアメリカで2年間小学校に通っていましたので、私などには聞きずらいコックニー訛り(英国庶民やオーストラリア等の英語)でも平気で聞きとる確かな耳を持ってました。(右は途中の絵です)
パリではフランス語が話せず、辛い思いをしていましたから、ロンドンでは水を得た魚という感じで、ニコニコと会話しています。
その時、彼が話してくれた内容は、余り昔のことで忘れてしまいましたけど。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ