桜も満開を過ぎ、もう終わりですね。今年の桜は天候のせいか最も長く、最も美しく咲いていました。
私は満開の桜より、散りぎわが大好きです。豪華絢爛というか、花吹雪なんて素敵ですね。絵になります。桜の散り際というと、戦前の日本の軍歌を思い出し、暗いイメージがありますが、やはり日本人の情念に結びついた光景です。
昨日はお昼から我が家で弦楽トリオの音合わせを友人のYさんとして、楽しく午後を過ごしました。彼女がサンドイッチをお昼用に買ってくるというので、午前中に果物やケーキを買いに狛江のOXに行きました。
近くの畑にある一本の古い桜の木の前を通りました。一本だけですが存在感があります。ほんの少し葉桜になっていますが、この木からまき散らされた花弁の多さは凄いです。木曜日の雨と強い風で花びらが四方に散りました。
これが路上に広がった花びらでなく、小川に浮かんだ一面のさくら色の流れを想像してみてください。ゆらゆらと流れる花びらをじっと見つ続けるでしょう。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ