その昔、フランスはブリュターニュのレンヌを訪れた後に描いた水彩画です。
アメリカのミネソタに住んでいた頃、大学の同じ学生用住宅地にフランスの留学生でマエという家族がいました。主人のピエールは農学部の大学院に通い、奥さんのマリはフランス人らしからぬ物静かで親切な人でしたし、一人娘のシャンタールはおしゃめで小さな可愛い女の子でした。
帰国後15年近く過ぎてから、改めてフランスに旅行し、彼らに会いにレンヌの街に行きました。彼らの家は郊外の静かな小さな町にあります。
「どこかへ行ってみようか」との問いに、「それじゃ、モン・サン・ミシェルはどう?」
「モン・サン・ミシェルは近いけど、夏の間は混雑して、駐車場所がないから無理だよ」
結局、ディナンという古い小さな町を訪れました。
家の裏手の庭は大きな沼に面しており、大変に美しいところです。ミネソタでならレーク(湖)と呼ぶかも知れない。
訪れたのは8月15日で、日本でなら終戦記念日ですが、フランスでは「聖母マリア被昇天祭」で祝日でした。パリ大学に行っていたシャンタールが戻って来るという。ピエールもレンヌ大学の教授になっており、マリにも幼稚園に通う女の子がいて忙しそうです。彼らの家に一泊しました。今は連絡も途絶えましたが、時々元気でいるかなって思います。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページ
