かってパリにいた頃に住んでいたアパートに近い界隈です。モンスーリ公園から下がって来てアレジア通りまで来ると、角にカフェがありました。カフェの利用方法にはコーヒー飲んだり、煙草を買ったり、トイレを使ったり(勿論黙って勝手に使えないが)、電話をかけたりとか。ここでよくイギリスの友人に電話をかけました。
当時フランスは市街地での公衆電話は余りなく、ここのカフェ(上の絵の左側の角)にはこの界隈で唯一電話がありました。携帯もスマホもパソコンもない時代です。
店に入ると、ジュトン(Jeton)というコインを買って、これで電話をかけるのです。イギリスに電話をするので終わったら、料金を電話会社に訊いてもらい、代金を支払っていた懐かし思い出があります。
色鉛筆画です。何か建築画みたいになりました。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページ