水色に惹かれて | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 新宿に出かけた折に、靴屋さんへ行き、夏に履くカジュアルな靴を探しました。


 結果、こんな色とデザインの靴になりました。一緒に出かけた奥様は「もっと地味な色の靴にしたら?年齢も年齢なんだから」とおっしゃいます。


靴
 モノ選びの際、私には変な癖があります。そのものが素敵なら買っちゃうのです。コーディネーションなどお構いなし。歳も関係なしです。自分に似合うかどうかも考えないのです。


 昔は替え上着や背広などでも、女店員さんが「いいですね。お似合いですよ」と言う物を買ってしまうのです。勿論、私も気に入っていることが条件です。そうすると飽きずに着られます。自分の判断だけで選んだものは、直ぐに飽きてしまいます。


 「この靴を履くには、ジーンズのズボンを買って、粋なシャツを買い、歩き方も研究しないとね」と奥様に言われてしまいました。


 この昔の判断からすると、この靴の選択は多分間違えでしょう。おんぼろアパートに住んでいる娘さんが、ある日ルイ・ヴィトンのハンドバグを買ってしまい、それに合わせるために、ドレスも新調し、美容院にも行き、挙句の果ては高級アパートに引っ越すなんて笑い話と同じかも知れません。

時計
 時計のバンドも水色にしました。昔、アメリカ出張の折にシカゴで買った古いティソの時計にパステル調の水色のバンドです。ご婦人用ではありません、紳士用です。自分を変えなきゃなんて思いでしょうか。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ