昨日は神奈川県の大船に行ってきました。「かまくらシンフォニエッタ」の13回目の定期演奏会が鎌倉芸術館で開催されだからです。
この室内管弦楽団との出合い合いは11年前の2002年の江ノ島の県婦人会館で行われた海外楽団との合同演奏会でした。
この時声をかけてくれたのはこの春に亡くなられた大学の先輩のUtさんで、ビオラの名手でした。当時、彼はこの楽団のビオラ奏者でした。私達は大変に親切にして頂きました。丁度、その頃同じく大学の先輩のUeさんがヴァイオリンを弾いていました。彼は突発性難聴に襲われ、やむなく退団しましたが、とても上手な弾き手でした。団員の皆さんは大変に上手です。85%以上が女性です。亡くなられたUtさんが、冗談交じりに「大半の女性は音楽学校を出られて、若奥様になられた人たちですから」と言って微笑んでいました。
この時はドイツのウルム市から「コレギュウム・ムジクム・ウルム」と云うアマチュアの楽団が来ていました。みな凄く上手でした。ヨーロッパでの音楽の土壌は日本と比べものにならないようです。教会音楽がありオペラ劇場がありですから。どんな小さな町でも活躍の場はあるのでしょう。また、税金の使い方も日本のとは違って、30%は文化事業に使われるそうです。素晴らしい合同演奏会だった記憶が残ってます。
また、前回の定期公演では、ハイドンの「オーボエ、バスーン、バイオリン、チェロのための協奏交響曲」で、チェロのパートを富永佐恵子さんが弾きました。彼女のお父さんには、その昔、私がアメリカに留学する時に航空券の件で大変にお世話になりました。佐恵子さんはとっても可愛いい小さな女の子で、何時の間にかアメリカのジュリアードを優秀な成績で卒業されていました。
今日も大変に素晴らしい演奏会でした。85%近くの団員が女性ですが、いまは大学の先輩のWさんがフルートを吹いています。大変上手なフルート奏者です。今日はハイドンとビぜーの交響曲に、モーツアルトの協奏交響曲でした。モーツアルト23歳の夏に作曲された、美しいヴァイオリンとヴィオラによる協奏曲です。前年の1778年にパリで一緒にいた母を亡くしていますが、第二楽章の物悲しい響は聴く人にそのことを思わさずにはいられません。二人とも素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ