小さな生き物たち | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 今朝、何気なく外を見ていたら、体長20センチはあろうというイモリが目に飛び込んで来ました。イモリは結構いて家の壁に貼りついたりしていますが、こんなに大きなのは初めてです。ご存知のとおり家守として家を守ってくれると信じています。


 <普通12センチくらいだが、これは20センチあった>
遠い夏に想いを-イモリ
 数年前までは夏の夕暮れになると、大きなヒキガエルが一匹、玄関の正面にじっと動かずにいて、部屋の方を見ていました。外来者が来て踏みつけそうになっても動きません。ある朝、門の所で死んでいるのを発見。自然の摂理と思い蛙をごみ収集などに出さず、近くの多摩川まで持っていって川に流しました。その方が他の川の生き物に食べられ、自然の理にかなっていると思ったからです。毎年来ていた蛙がそれ以来来なくなりました。


 <正面の鉢の前にイモリも蛙もいました>
遠い夏に想いを-庭
 来なくなったと言えば、黒いアゲハ蝶です。2年前の夏の終わりに、台風が来るというので、通りに面した花壇の鉢を動かしていたところ、小さな鉢の下に黒い綺麗な毛虫がいて、鉢を動かしたら死んでしまいました。それ以来黒アゲハは来なくなりました。近隣の家には別の黒アゲハは結構舞っているのですが、何か縄張りが遺伝するのでしょうか。心待ちにしているのに、今年も来ません。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ