えっ、狛江市って古墳群の宝庫だったんですか?知らなかったです。狛江に住んで4半世紀になりますが、不思議な小山があるな、くらいに思っていました。
町の開発やら何やらで古墳の数が激減したそうです。それでも十数基残っているらしいです。
古墳といえば学校で習った堺市の「仁徳稜(大仙山古墳)」が有名ですが、関東にも結構あるようです。
家から150メートル程離れた畑の中に土盛りがあります。和泉多摩川駅へ通う道筋です。毎日見ていながら、不思議な小山だなって思ってました。大きな木が数本と梅の木が数本ピンクの蕾を付けて綺麗です。畑には今は何も植わってなくて茶色の土がむき出しです。
古墳の名は狛江市猪方3丁目の「前原塚古墳」というらしいです。見ての通り高さは2メートルくらいしかない小さなものですが、6世紀の前半に作られた頃は広さはこの倍以上あり、古墳の周りには溝が掘られていたらしいです。この地の豪族のものでしょうか。何かはかなさと寂しさを感じます。
コマ江(狛江)は埼玉県のコマ川(高麗川)と同じく、その昔朝鮮半島の高句麗からの渡来人が来て多摩川の岸辺に作った集落という説があるそうです。
他にも古墳が数か所あり、「古墳めぐり」という行事があるらしいです。こんな家の近くに古墳があるなんて、何かロマンを感じますね。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ