カナダの思い出 - モントリオール 05 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

 旧市街の南に位置するポワンタ・キャリエール考古学歴史博物館からノートルダム・ド・ボンスクール教会というチャペルへ行った。旧市街の北側に位置する古い教会である。小さな旧市街だが結構歩いた。


遠い夏に想いを-ボンスクール01

 1655年に創建された古い教会だ。北米大陸で、1655年はかなり古い。メイフラワー号がイギリスから大西洋を横断してボストン近郊に到着したのが1620年だから。


遠い夏に想いを-ボンスクール02  現在の建物は、18世紀中頃に焼失し、再建されたものだ。教会はさして大きくない。プロテスタントの教会のようにこじんまりとしている。堂内に入ると、さすがにカトリックだけあって、祭壇は聖母マリアの立像が描かれていて素晴らしい。





遠い夏に想いを-ボンスクール03  教会のセント・ローレンス川側の屋根の上には天使の立像が立っていて、船乗りの無事を祈っているようだ。この教会が船乗りの信仰が厚かった理由が分るようだ。













 教会の前の通りはセント・ポール通りと云って洒落た商店が並んでいるが、この辺までくると、17世紀頃のカナダの古い街並みを彷彿とさせる石の建物が残っている。


遠い夏に想いを-古い家


遠い夏に想いを-ボンスクール04  この教会の直ぐ隣に、ボンスクール・マーケットという建物が目に入る。19世紀中頃に建てられたらしい。銀色のドームが目に眩しい細長い建物で、現在は商業施設として使われている。












 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学(University of Minnesota)へ留学した記録のホームページにもどうぞ