既に8時を過ぎていた。2階の部屋に荷物を置いて、直ぐホテルの一階にあるレストランに行ったが、日本人の団体客が占拠していて食事はできない。この雨の中、夜も遅いし、駅の方まで行く元気も無い。
とりあえず、ホテルの周辺で探すことにした。このあたりはレストランが軒並み並んでいるが、ひげを生やしたアフリカ、アラブ、インドの男達が集まる店ばかりで、女性を連れて入れそうな店が無い。ノッコも入るのが嫌だと言う。
仕方が無いので、小路の角にあるピザ屋に入ることにした。黄色の半円形の看板にピッツエリアと書いてある小さな店だが、客らしい人影が無い。店では店の主人と女房が夕食を取っている。
背の高いテーブルを前に、スツールに座って、「さて何にしようか」と頭をひねる。ドイツのイタリア料理は不味いと判っているから、スパゲッティは駄目だ。昔の日本のイタリアレストランと同じで、前もって麺を茹でてあるからだ。立ち食い蕎麦屋のうどんと同じである。べちゃべちゃで歯ごたえが無いのだ。
同じ茹でてあるのなら、団子の類がいい。ショートパスタの「耳たぶ」を2皿たのんだ。それに、ミネラルウォーターとビールが一本。「耳たぶ」は少し半煮えの感じだったが、思ったより美味しかった。
Viosan の「ミネソタの遠い日々」
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