ゲーテの処女作 - 014 | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

遠い夏に想いを-書斎  文人、作家、音楽家、画家の家というのは、残っているものが殆ど無いものだが、ゲーテの家は結構色々残っている。4階はゲーテの書斎だったのだろう。1774年ケーテが22歳の時に、ここで処女作を書き上げたというから、『若きウエルテルの悩み』だろうか。ここの窓から冬の空を見上げれば、どんより鉛色の空ばかりで、ゆうつな気持ちになるだろう。かって恋心を抱いたシャルロッテのことを思えばなおさらだ。それに雪がちらついてきたら余計気分は滅入る。小説の中の恋人シャルロッテは現実に恋焦がれたシャルロッテをモデルにしてる。


遠い夏に想いを-クラヴィア  2階には音楽室があって古いクラヴィコードが一台置いてある。ピラミッド型のハープシコードを立てたような鍵盤楽器もある。





遠い夏に想いを-ハープシコ-ド


ゲーテは家族でアンサンブルを楽しんでいたようだ。ゲーテはチェロを、ゲーテの父はリュートを、妹はクラヴサンを、その他の者は色々な楽器で演奏したらしい。



遠い夏に想いを-音楽室  新設された博物館にも足を向けてみたが、こちらは同年代の絵画が掛っているだけで、ローマのゲーテというティッシュバンの有名な絵以外は殆ど印象に残っていない。この絵も複製にしか過ぎないという。こう寒くてはイタリアに憧れるのが判る気がする。寒いミネソタの住人がハワイやフロリダに憧れるのと同じだろう。当時のTVコマーシャルで "Leave it or love it....." とやっていたっけ。


 Viosan の「ミネソタの遠い日々」
1970年に私たち夫婦・子供連れでミネソタ大学へ留学した記録のホームページにもどうぞ