遠い夏に想いを | 遠い夏に想いを

遠い夏に想いを

アメリカ留学、直後の72年の夏に3ヶ月間親子でパリに滞在。その後、思い出を求めて度々訪欧。

はじめに

 去年の夏、チャールズが東京にやってきた。何年振りだろう。思いがけない再会であった。もう歳だからこれが最後の日本旅行だろう。1972年にパリに3ヶ月滞在したときに、途中ロンドンを訪れ、チャールズの家に泊めてもらった。
1990年にイギリスとフランスとイタリアを訪れた。その直後に書いた旅行記です。今回はパリとロンドンについだけにします。パソコンも無い時代に書き留めておいた旅行記をこれを機にブログにしようと思います。
 1972年の古い記憶を頼りに短期間で歩き廻った。新しいところも訪れたかった。だが、記憶にある場所を思うように廻れなかった。結果として消化不良になってしまった。
 東京と違って、ヨーロッパの街は平和な時代が続けば30年や40年経っても殆ど変わらない。古い記録ですが、余り時代に違和感がないと思われるので我慢してお付き合い願いたい。
 ちなみに、私のあだ名はヴィオ、中学生のころ趣味でヴァイオリンを始めました。甥子達が小さいころ、私のことを「ヴィオヴィオ」と呼ぶので、それ以来そうなりました。妻のノッコ(又はペコちゃん)は子供のころからそう呼ばれていたそうです。息子もチャオの愛称でみんなに呼ばれていたのでこれを使います。
 尚、殆どが独断と偏見に満ちた内容なので、軽く笑い飛ばしてほしいと思います。