仕事の帰り道、ふと不気味な気配に襲われて見上げると
七色に輝く都庁。
2016年のオリンピック候補地に立候補している東京都。今、ちょうど、IOCの評価委員がやってきており招致のための、PR活動や関連イベントが盛んに行われている状態。7色のライトアップ都庁はその一貫。ということは7色でなく5色。
一昔前のように評価委員に多額の金品を贈れば・・・・・・という状態ではないので、あれこれ趣向を凝らして委員をたのしませ無くてはいけない。
オリンピックに伴う環境破壊や、ムリな開発、余分なエネルギー消費などといった負の部分が少ないのが東京のウリみたいだけど、「そこまでオリンピックを否定するなら、やめれば」と突っ込みたくなる。
北京オリンピックによる中国経済の過熱を見れば、また、未曾有の経済危機にある事を考えれば、オリンピックは喉から手が出るほど日本経済に欲しい所。だけど、北京後の呆けたような中国とオリンピック自体あまり興味が無い人間には、全くの別世界。この5色のライトアップのように、誰も手の届かない空の暗闇で鈍く光っているのがまさにオリンピックそのものなのかも。
そろそろ人類はオリンピック卒業してもいいかもね。
