東京文京区にある花屋
「Field」のさいとうです。
花はもちろん、美味しい食べ物や
Fieldのテーブルから生まれる
色々なことを綴っていきます。
昨日の続きですよ~
自宅用に花を買いに花屋さんに来ました。
そこで目についた、
一番、「あ、この花がいいな」
と気持ちにぴったり来た花を一本。
そしてその花に合わせる花を、
似たような色でもう一本選びました。
はい、そこからどうするか。
この2本選んだだけで疲れちゃったらそこで
「この花に合うもの、何かある?」
と花屋さんに相談してもいいの。
それだけでも声をかけられたフローリストには
あなたがどんな雰囲気の花が欲しいか伝わるから。
しかも、似たような色だったらなおのこと。
それから先の花や葉をフローリストだって選びやすい。
もうちょっと花選びで遊んでみようかな、と思ったら
2本選んだ花のうち、
どちらかをもう1本、足してみて。
これで3本、奇数にするの。
奇数ってすごく便利なのよ。
お料理を盛り付けるときもそうだけど
偶数で盛るよりも、
奇数で盛り付けた方がぴし!と決まります。
お刺身とかでちょっと試してみて。
よぉくわかると思うから。
花も同じなのよ~。
例えばわかりやすい例でいうと
今が旬のヒマワリ。
2本だと、うまく生けないと
どうしても芯の部分が目立つから
目ン玉みたいに見えちゃう。
1本足すだけで、
その「目ン玉」が解消できちゃうの。
多分、偶数だとどうしても
ふたつに分かれて見えちゃうからなのね。
慣れないうちは奇数。
これ、覚えておいてくださいね。
そうしたら
ここにグリーンを加えてみる。
花屋さんには探すと葉もの、あるはず。
ぱーっと店内を見てみつからなかったら、
フローロストに聞いてみてね。
目立たない場所に置いてある場合もあるから。
グリーンも
自分の好みのものがいいですよ。
もし蔓性のものや
、実がついているものがあれば
そちらを選べば
もっと「なんとなくかっこいい花」になる
確率が上がります♥
今の季節はグリーンにとっていい時期で
蔓がひゅるひゅるしている利休草とか
緑の実がカワイイ、サンキライとかが出ています。
それ、狙い目。
そういう葉がなければ
レモンリーフという、花屋さんにとって
定番的なグリーンでもいいし
「なんだかピンとくるものがないな~」と思えば
おうちにあるアイビーか
なにかの鉢からひと枝、切ってもいいの。
グリーンがあると、
選んだ花と花をつないでくれるし
蔓性のものだったら、動きもだせて
ナチュラルな雰囲気がつくりやすいですよ。
奇数本数のお気に入りの
(しかも色が似ている花)とグリーン!
このポイントを押さえていれば大丈夫!
もうかなり花選び、できてます。
花の色を似たようなものに、というのは同系色、
つまり色のグラデーションを作ったの。
一口で「ピンク」といっても、
並べてみると
花の種類が違うだけで
ちょっと色の濃淡がないかしら?
上のヒマワリもそう。
一見、一種類の花だけでまとめたみたいだけど
ホントはヒマワリ、3種類入ってるのよ~
花の黄色の色がすこ~し違っている2種類と
花の芯の部分が色違いのもの。
(写真が光ちゃって見にくいですが
後ろに入っているのです)
で、じつはこの組み合わせ、
花の芯の色まで含めて
全体が淡い黄色から焦げ茶までの
グラデーションになってるの。
そこにプラスしているのが
グリーンのサンキライ。
動きがあるうえ、
実までついているからカワイサ倍増です♥
3本の花プラスグリーン。
ここでご予算と相談しながら
花を足していけばいいのよ。
もちろん、この組み合わせだけだって
かなりカワイイ!
組み合わせになってます(多分(≡^∇^≡))
な~んだ、結構カンタン♥♥♥でしょ?
そう、難しく考えなくていいんです!
色を似たようになものにして
グラデーションを作る
これ、かなり幅広く花を選べます。
下のピンク系の花。
これも淡いピンクから赤までの
グラデーションにプラスグリーン。
複雑そうにみえるけれど実は単純~。
だけど色の幅を広げたら、
組み合わせもなぜかちょっとだけ
上級者に見えるわよね~
グラデーションはよく
色鉛筆のケースの裏とかに書いてあった
色の色相図、思い浮かべてみてね。
今日のポイントは3つですよ~。
☆花の数は奇数本で
☆グリーンを選ぼう!
蔓や実がついているものをチョイスすれば
よりナチュラルに
☆色はグラデーションにする
え?
ホントこれだけでいいの?
い~いんです!
自分の今の気持ちにあった花を
このポイントに沿って選べば、ほら!
簡単に自分の花の組み合わせが
できたでしょ~
花、選ぶのって楽しい♥
そう思えることが一番です。
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