花屋をうまくつかうには…奇数マジッ~ク! | On the Field's table

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OLから花屋「Field」をオープンして早25年!山あり谷あり花ありありの毎日。
ウマウマな花と食はFieldのテーブルから生まれます。

東京文京区にある花屋

「Field」のさいとうです。

花はもちろん、美味しい食べ物や

Fieldのテーブルから生まれる

色々なことを綴っていきます。

 

昨日の続きですよ~

 

自宅用に花を買いに花屋さんに来ました。

 

そこで目についた、

一番、「あ、この花がいいな」

と気持ちにぴったり来た花を一本。

そしてその花に合わせる花を、

似たような色でもう一本選びました。

 

はい、そこからどうするか。

この2本選んだだけで疲れちゃったらそこで

「この花に合うもの、何かある?」

と花屋さんに相談してもいいの。

それだけでも声をかけられたフローリストには

あなたがどんな雰囲気の花が欲しいか伝わるから。

しかも、似たような色だったらなおのこと。

それから先の花や葉をフローリストだって選びやすい。

 

もうちょっと花選びで遊んでみようかな、と思ったら

2本選んだ花のうち、

どちらかをもう1本、足してみて。

これで3本、奇数にするの。

奇数ってすごく便利なのよ。

お料理を盛り付けるときもそうだけど

偶数で盛るよりも、

奇数で盛り付けた方がぴし!と決まります。

お刺身とかでちょっと試してみて。

よぉくわかると思うから。

花も同じなのよ~。

例えばわかりやすい例でいうと

今が旬のヒマワリ。

2本だと、うまく生けないと

どうしても芯の部分が目立つから

目ン玉みたいに見えちゃう。

1本足すだけで、

その「目ン玉」が解消できちゃうの。

多分、偶数だとどうしても

ふたつに分かれて見えちゃうからなのね。

慣れないうちは奇数。

これ、覚えておいてくださいね。

 

そうしたら

ここにグリーンを加えてみる。

 

花屋さんには探すと葉もの、あるはず。

ぱーっと店内を見てみつからなかったら、

フローロストに聞いてみてね。

目立たない場所に置いてある場合もあるから。

 

グリーンも

自分の好みのものがいいですよ。

もし蔓性のものや

、実がついているものがあれば

そちらを選べば

もっと「なんとなくかっこいい花」になる

確率が上がります♥

 

今の季節はグリーンにとっていい時期で

蔓がひゅるひゅるしている利休草とか

緑の実がカワイイ、サンキライとかが出ています。

それ、狙い目。

 

そういう葉がなければ

レモンリーフという、花屋さんにとって

定番的なグリーンでもいいし

「なんだかピンとくるものがないな~」と思えば

おうちにあるアイビーか

なにかの鉢からひと枝、切ってもいいの。

グリーンがあると、

選んだ花と花をつないでくれるし

蔓性のものだったら、動きもだせて

ナチュラルな雰囲気がつくりやすいですよ。

 

奇数本数のお気に入りの

(しかも色が似ている花)とグリーン!

 

このポイントを押さえていれば大丈夫!

もうかなり花選び、できてます。

 

花のを似たようなものに、というのは同系色

つまり色のグラデーションを作ったの。

一口で「ピンク」といっても、

並べてみると

花の種類が違うだけで

ちょっと色の濃淡がないかしら?

 

上のヒマワリもそう。

一見、一種類の花だけでまとめたみたいだけど

ホントはヒマワリ、3種類入ってるのよ~

花の黄色の色がすこ~し違っている2種類と

花の芯の部分が色違いのもの。

(写真が光ちゃって見にくいですが

後ろに入っているのです)

 

で、じつはこの組み合わせ、

花の芯の色まで含めて

全体が淡い黄色から焦げ茶までの

グラデーションになってるの。

 

そこにプラスしているのが

グリーンのサンキライ。

動きがあるうえ、

実までついているからカワイサ倍増です♥

 

3本の花プラスグリーン。

ここでご予算と相談しながら

花を足していけばいいのよ。

もちろん、この組み合わせだけだって

かなりカワイイ!

組み合わせになってます(多分(≡^∇^≡))

 

な~んだ、結構カンタン♥♥♥でしょ?

 

そう、難しく考えなくていいんです!

 

色を似たようになものにして

グラデーションを作る

 

これ、かなり幅広く花を選べます。

 

下のピンク系の花。

これも淡いピンクから赤までの

グラデーションにプラスグリーン。

複雑そうにみえるけれど実は単純~。

 

だけど色の幅を広げたら、

組み合わせもなぜかちょっとだけ

上級者に見えるわよね~

グラデーションはよく

色鉛筆のケースの裏とかに書いてあった

色の色相図、思い浮かべてみてね。

 

今日のポイントは3つですよ~。

 

☆花の数は奇数本で

 

☆グリーンを選ぼう!

蔓や実がついているものをチョイスすれば

よりナチュラルに


☆色はグラデーションにする

 

え?

ホントこれだけでいいの?

い~いんです!

 

自分の今の気持ちにあった花を

このポイントに沿って選べば、ほら!

簡単に自分の花の組み合わせが

できたでしょ~

 

花、選ぶのって楽しい♥ 

そう思えることが一番です。

 

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