日曜日は、午前は「サンデープロジェクト」・午後は「たかじんのそこまで言って委員会」を見ている。
今日のテレビ「サンデープロジェクト」は、討論ずくし。
見ているだけで、楽しく刺激になる。
竹中平蔵氏(慶応大学教授)と金子 勝氏(慶応大学教授)の討論を見ていて思ったのが、構造改革による規制緩和や様々な政策を討論していたが、一番大事な人材育成について何も出てこなかったのは、何故だろうか?
素晴らしい構造改革を行ったり、さまざまな分野の規制緩和を行ったとしても、それを有効に使うのは人であるはず。
言ってみれば、高性能のパソコンがあったとしても、その性能を十分に使いこなすには、優れたソフトが必要なはず。
別の見方をすれば、優秀な人材がいれば、時間はかかるかもしれないが打開策を苦心しながら見つけることが出来るのではないかと思う。
今後、構造改革をし、さまざまな規制緩和を行ったとして、それ有効に使える人材が中小企業にどれほどいるだろうか?
大企業ではなく、中小企業と限定するのは、今後の日本の成長のためには、すべての産業のレベルの底上げが求められるはず。
そうでなければ、更なる企業格差が広がり、日本の産業の根底を崩す可能性を含んでいるのではないかと思う。
竹中氏によると、日本は世界の負け組になりつつあると言う。
それを裏図けるように、リーマン破綻による金融不安は、最初の読みであれば、それほど日本には影響がないと見られていたはずなのに、大手企業は赤字に転落、それに連動しての雇用不安。
外需頼みの経営体質の弱点が、一気に噴出した結果であり、国内の構造の不備も一気に噴出したのではないかと思う。
今年が始まって一ヶ月も経っていないが、一年後の中小企業はどれほど生き残っているのだろうか?
第二次補正予算が施行され、生き残れたとしても、今までと同じような経営は行う事は出来ないのではないかと思ったりする。
その結果、中小企業の弱体化をさせてしまうのではないかと思ったりする。
この一年、守りの経営に徹するのか、攻めの準備の経営をするかで、来年の動きも変わってくるのではないかと思ったりする。
丹羽 宇一郎氏(伊藤忠商事会長)の話で、人口が増え続ける限り、経済も成長し続けるとあった。
それに関連して、中国の動向に注目している発言をしている。
日本は、人口が減少にある事に対して、
「日本はね、人口減少社会。
これ、唯一の問題で。
なにが起きるかと言うと、中国は日本の市場と思いなさい。
アジアは、日本の市場なんだと。
そんなふうにグローバリゼーションの社会で、日本だけでやろうと、そういう純潔主義な。」
と語っている。
さすがに考える事が、先を見据えているなと感心してしまう。
ただ、中小企業にとっては、近くて遠い市場ではないかと思ってしまう。
とは言え、大手企業がアジア圏内に市場を切り開き、それなりの地位を確保した後に、自らのアイディアや商品・技術を売り込む事が出来れば、アジア圏内への活路を切り開く可能性があるのではないかと思う。
午後からの「たかじんのそこまで言って委員会」。
派遣切り問題の討論。
ゲストは、仲村 実氏(アルバイト・派遣・パート関西労働組合副代表)、北島教行氏(フリーター全般労働組合)。
派遣の現場の実情を語っていた。
派遣切りのニュースを見ていると必ず出てくるセーフティーネット問題や労働・賃金問題。
もし、それらがしっかり法律で保障されていたら、現状はどう変化していたのだろうか?
確かに最低限の生活は保障され、今みたいな状況は避けられたかもしれないが、今回のような金融危機の不況の中、契約期限が切れた派遣社員の人達は、次の仕事はどのように見つけるのだろうか?
失業保険も、就職出来までもらえるはずもなく、もらえなくなれば結局は、同じ道をたどるのではないかとふと感じてしまう。
そうなってしまったら、誰に、どの様に訴えるのだろうか?
もし、製造業への派遣の解禁がされなければ、今まで派遣で製造業で働いていた人達は、どんな仕事に就いていたのだろうか?
などと素人の自分は思ったりします。