サラリーマン | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

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20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

大前研一氏の書かれてた「サラリーマン再起動マニュアル」をやっと読み終えた。

読者対象が30代から40代のサラリーマンと言う事もあって、自分に当てはまる。


読み終えての感想を一言で書くと、世代間での価値感覚が変わる時代であり、ビジネス・モデルの根底を変える時代に入っているのだなと感じた。


後半の部分は、グーグルのビジネス・モデルの方向性について書かれている。

日本では、ヤフー・ジャパンが検索サイトの主導権を握っているが、アメリカではグーグルが圧倒的なシェアを持っている。

しかも、グーグルは、さまざまな分野にチャレンジし、拡大を図っている。

そのことから考えても、5年後・10年後もヤフー・ジャパンが日本での主導権を持ち続けている可能性は低いのではないかと思う。


この本で初めて知ったが、インターネット検索でグーグルなどのアメリカ勢に対抗する次世代の「日の丸検索エンジン」を、経済産業省が音頭をとって産官学一体で共同開発する巨大プロジェクト「情報大航海プロジェクト」(http://www.igvpj.jp/index/ )が進められていると言う。


開発費の一部を経済相が助成、官民合わせて総額300億円を投じ、2009年度末まで3年かけて実用化を目指すと言うが、官民合わせて56もの企業・大学・法人が名を連ねている。

いくら優秀なリーダーがいたとしても、これだけの大所帯ではミーティングすらままならず、意見の統合性が取れないのではないかと思う。


HPを見ると、それなりの事が書かれているが、実情はどうなのだろうか。

もし、開発に成功し実用化にこぎつけたとして、使い側のユーザーが慣れ親しんだヤフーやグーグルから乗り換えてくれる可能性はどれぐらいあるのだろう。


もし、使い勝手や性能が同じであれば、今まで使っている検索エンジンを使い続けるのではないだろうか。

例としては、インターネット観覧ソフトやメールソフトは、いろいろ出ているが、今だにインターネット・エクスプローラやアウト・ルックが主流を占めている。


乗り換えをさせる為には、日本のユーザーの視点に立って、いかに日本独特な機能を創り出すかにかかっているのではないかと思う。


他の機能では、ヤフーやグーグルを真似ることは出来ても以上の事は出来ないのではないかと思う。

それは、技術とかのレベルではなく、今まで培ってきた発想力・創造力の違いではないかと思う。


その発想力や創造力こそ、21世紀を生き抜くのには必要可決ではないかと思う。

今の日本の製品は、どんどん高性能化を進めているが、それが必ずしも良い結果をもらたらすとは限らない。

その例として、ガラパゴス化しだした日本の製造業ではないだろうか。


そして、今の若者は、インターネット=携帯電話と言う認識が多かれ少なかれあると言う。

これでは、検索エンジンの使い道も限定されれてしまう。

もし、携帯電話でインターネットに繋げるのを前提とした検索エンジンも開発しているのであれば、話は別だと思うが、そんな事はまったく考えていないのではないのではないだろうか。



今の10代後半から20代前半は、「物を所有する」と言う欲望がなく、新入社員で社長になりたいと思うのが10パーセント前後と出世欲も少ない”物欲・出世欲喪失世代”と本に書かれてあった。

それに、先日のカンブリア宮殿にJTBの社長が出ていたが、その時に、最近の若者は海外旅行をしなくなったと言っていた。


明らかに世代間の価値観が変化してきた。

それが、如実に現われているのが、若者の車離れではないだろうか。

都心に住んでいれば、必ず車が必要とは限らない。

もし、必要であればレンタルがある。


そして、携帯電話の多機能化が価値観の変化に拍車をかけたのではないかと思う。

海外で、日本のような多機能化の携帯電話はないと聞いたことがある。

言ってみれば、日本独特の文化形態であり、若者しか共有できない、または理解できない価値観が構築されつつあるのではないかと思う。


これは、日本国内に20世紀から受け継がれてきた価値観と新しく生み出された価値観の二つが存在している事になるのではないだろうか。

と言う事は、ビジネス・モデルもそれぞれの価値観に合わせて、今まで以上に多様化してくるのではないだろうか。


それに加えて、これからの時代は、今まで以上に世界各国とつながりが深くなるはず。

今回の金融危機からも分かるように、自分たちの知らないところで世界とつながっている。

その事からも、日本国内にだけに目を向けるのではなく、世界も目を向けないと足元をすくわれる可能性が高くなるのではないかと思う。


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