TBSで放送されていたドラマ、日本版「魔王」も最終回を迎えた。
大切な人を理不尽な事で失ってしまった場合、失ってしまった喪失感から、憎しみを生み出してしまい、自分も破滅すると分かっていながら、憎しみにより、喪失感を埋める為のもう一人の自分で自分を作り出してしまう。
そして、その事が分かっているからこそ、その結末は、憎しむ事でしか生きられなくなってしまった自分に対し、自分自身で幕を下ろすことを選択してしまう。
そんなことは、寂しく、悲しいと思うかもしれないが、本人にとっては、他の選択肢は考えらるないし、見えない。
これは、かなりの片寄りはあるにせよ。
自らの強い意思により、自分の内側から、自ら進めべき、人生の答えを導き出したことになると思う。
この事から考えると、顕在意識だけでなく、潜在意識まで浸透した強い思いは諸刃の剣とも言えるのではないかと思う。
そんな悲しみと憎しみに凝り固まってしまった状態から、抜け出すためには、人との関わりが鍵となるのではないかと思う。
人は一人では生きれない。
それは、どんなに悲しく辛いことがあっても、人の温もりや信頼、優しさに触れることで、悲しみや辛いことが薄らぎ、癒される事を知っているからではないかと思う。
だから、憎しみや復讐に心が支配されてしまったら、他人とは深く関わらず、自ら人との温もりに背を向けるのではないかと思う。
人の心に良くも悪くも影響を与えるのは、人の心。
そして、人の心を動かすのも人の心。
形が見えないものだけに、相手にどう伝えるか、これほど難しい事はないと思う。
と最終回を見終わって感じたりした。
このドラマの結末は、途中から何となく分かっていたが、最後の最後で、DVD BOXの特典へ振るとは思ってもみなかった。
放送時間が足りなければ、他のドラマのように放送時間を延ばせばよいのではないかと。
そこまでして、DVDBOXを売りたいかと思ってしまう。
きっと、ハーモニカに込められた想いは、暖かいモノだと思うが。