”コーチングのプロが教える「ほめる」技術”(著:鈴木義幸)を読んで。
目的地が決まり、自己説得で進むべき道が見付かったとしても、行動する為にはエネルギーが必要。
そのエネルギーを親や会社の上司の立場として、相手に供給する事をアクノリッジメントと言う。
その一つの手法として、「ほめる」がある。
作者のである鈴木氏は、多くの人に手にとってもらおうと言う趣旨で、馴染みのある「ほめる」と言う言葉をタイトルに使ったそうだが、自分は、逆で読む気が起きなかった。
読むきっかけは、同じ鈴木氏が書いている”セルフトーク・マネジメントのすすめ”を読み、自分の感覚と合ったから、鈴木氏の他の書籍も読む気になったから。
もし、”セルフトーク・マネジメントのすすめ”を読んでいなかったら、この本は、確実に読んでいない。
自分は、社会人になり働き出して、15年ぐらい経つが上司からほめられたと言う記憶がほとんどない。
仕事に慣れ、内容や流れが判ってくると、自分の判断で段取りを組んでしまう。
それが不満なのか、上司からは、疎まれたり、さらに仕事を増やされたりする。
仕事をやる上では、上司の指示はいらないので、それに対しては、自分は対して問題にしないが、仕事をやっているうちに、自分の居場所を失くしていく。
居場所を失っていくと言っても、目に見えるわけでもなく。
気持ちの問題である。
仕事は、お金を稼ぐ手段の一つだが、それだけではないと思う。
生きていくうえで、仕事は、一つの生きがい・やりがいが含まれていると思う。
だからこそ、好きな仕事をやっている人は生き生きしているのだと思う。
上司とは、ギクシャクした関係だったが、仕事上で関わる人達とは、良い関係を築けたと思う。
その事を考えると自分は、いろいろな意味で、良い経験をしたと思う。
上司には恵まれなかったが、ほかの人達との関わり合いなかで、”one for all for one(全員のための一人。一人のための全員)”と言うのを実感する事が出来た。
自分の事ばかり書いてしまったが、ほめる事は、相手の存在を認め、居場所を創る事だと思う。
ほめられ、認められる事が嫌だと言う人はいないだろう。
ただ、ほめ方にも、相手によって、変えないと相手はほめられていると感じない事もある。
認められ、必要とされれば、居場所は見失う事はないと思う。
居場所があると言う事は、足場がしっかりしていると言う事で、踏ん張りも効く。
そして、アクノリッジメントによるエネルギーの供給が効果を出すのではないかと思う。
これは、”ほめられ、認められ事→行動の為のエネルギーの供給→居場所・足場の確保・強化→仕事などの成功・自己成長→ほめられ、認められる事”と言うエネルギーの供給循環ではないかと思う。
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