欠陥ドライバー | 20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫現場経験者が伝える仕事術

20年以上の倉庫でフォークリフトを使っての仕事経験を活かした現場で培ってきた仕事術をお伝えします。

オートマ車が普及して、いっきに車を所有して、運転する人が増えた。

その反面、事故が増大。

とは言え、オートマ車の導入は、日本の車の発展には欠かせないモノだったと思う。


オートマにより、車の運転が手軽に誰にでも出来るようになったが、マナーの悪さも比例して悪くなってきたのではないかと思う。


今日、二車線の道路を走っていたら、後ろの車が自分の車を追い越す為に車線変更して抜きにかかったが、相手の車の前にはトラックが走っており、明らかに自分の車を追い抜ける距離がなかった。

そんな状態に関わらず、ウィンカーも出さずに幅寄せをして抜きにかかってきた。

自分は、クラクションの鳴らすのと同時にブレーキを踏んでスピードを落として、ぎりぎりのところでぶつからずに済んだ。


車の運転技術がどうとか言う以前に状況判断と自己中心的な行動。

その車は、そのまま自分の前を走っていたが、再び車線変更をしようとして、隣の車にぶつかりそうないなっている。

明らかに周りの状況を見ずに、前しか見ていない証拠であり、欠陥ドライバーとして自ら証明している。


車を運転する上で、最も重要なのが周りの状況を正確に見極め、スムーズに運転する事だと思う。

その為、常に色々な場所に視点を動かす必要がある。

オートマ車になる事で、運転に集中する事が出来るにも関わらず、周りの状況を見極める事に使うはずの注意力を別の事に使っている。


ミニサーキットなどを走った事がある人は判ると思うが、常に周りの車の動きに注意を払う必要があり、状況判断が自ら出来ると言うのが大前提である。

そうでなくては、事故につながる。


一般道路で、そこまでの集中力を求めはしないが、周りの車の動きを予想して運転をする事は必要だと思う。


実際、自分は、ブレーキを踏む時は、前の車とその前の車のブレーキのタイミングを見て踏んでいる。

そうする事で、余裕を持ってブレーキを踏む事が出来る。

前の車が、背の高い車であれば、それなりの車間距離を空ける事で、状況の把握がしやすくなる。

右折車・左折車などは、速度や動きで7~8割の確率で予想がつく。


車の動きを一台・一台別々に見るのではなく、全体のうちの一つとして認識する事で、自分の位置も把握しやすく、スムーズに動くには、どのように動けばいいか予想がつきやすくなる。

予想するにしても、何通りも想定ルートを考える事で不測事態にも対応出来る。


これは、何かを段取りする時も同じだと思う。

一つの事柄だけに注意をするのではなく、全体のうち一つの事柄と捉える事で、一つの事柄である点と点を結ぶ線を作り易くなる。



今の車は、いろいろな安全装置を付ける事で事故を防ごうとしているが、それは、ハードに頼っているだけであって、ハードを扱うドライバーの事が抜け落ちている気がする。

完璧な自動運転の車が開発されない以上、車を運転するのは、あくまでも人であるドライバーである。

そのドライバーに欠陥がある以上、どんなに優れた安全装置を開発しようとも、事故などなくならない。


自分の乗っている車の限界域の挙動を判っている人が、どれだけいるだろうか?


自分は、幸運にも鈴鹿サーキット(フルコース)をスポーツ走行する機会があり、プロドライバーに同乗走行で運転してもらった事があるので、自分では出せない程の限界域の挙動を体験させてもらえた。

だが、興味がない人以外は、そう言った機会はないだろうが、限界域の挙動を知っているのと知らないのとでは、不測の事態での対応は明らかに異なると思う。


どんな事も経験をしなくては、そこから得る事は出来ない。

経験し、その中から自分の答えを引き出し、自分の糧とする事で、新しい一歩を踏み出す事が出来るのではないかと思う。