自粛極めました | 線維筋痛症・筋痛性脳脊髄炎・脳動静脈奇形(AVM)・メニエール病・側弯症その他複数の病気を抱えた主婦の(一応)闘病記録

線維筋痛症・筋痛性脳脊髄炎・脳動静脈奇形(AVM)・メニエール病・側弯症その他複数の病気を抱えた主婦の(一応)闘病記録

線維筋痛症、慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎(ME/CFS)、脳動静脈奇形、メニエール病、子宮筋腫、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症があります。
闘病ブログですが、闘病要素少なめです。
病気について参考にしたい人にはほとんど役に立ちません。ご注意下さい。


スマホ、お風呂で水没しまして。
水没からの、落として液晶割れ(粉々)。
壊れて買い替えました。
バックアップ取ってなかったアプリもたくさんあったけど…まぁ、何とかなってます。



相変わらず自粛ですねぇ。
解除になったところもありますが。

4月に緊急事態宣言が出された時には、一瞬「大変だ。引きこもり生活を余儀なくされる。」と思ったけど、考えてみたらわたし、去年8月にてんかん起こして倒れてから既に長いこと自粛生活だったので、今までと何も変わらなかった(笑)


車の運転も一人での徒歩も禁止されて、自転車はその前からずっと慢性疲労症候群的に乗れなかったし、旦那が休みの土日ぐらいしか外出できてなかったし。

たまに外出しても「また具合悪くなるから早く帰るよ」と言われ、必要な用事だけ済ませたらとっとと帰って寝かされる…。

寝てるかおとなしくじっとしてるかの生活。
今更自粛で慌てる必要もなかった。


それどころか緊急事態宣言後は世の中みんなが自粛になったことで、自粛生活が劇的に便利になって感動してる。


今までお取り寄せや通販に対応してなかったお店の商品が通販で買えるようになったり、
通販サイトの送料が無料になったり、

無料で観られる動画が急に増えたり、
家にいながら楽しめるコンテンツがたくさん。
オンラインで無料で受けられる講座なんていうのも見つけてしまった。


今までは自粛生活なんて一部の病気や障害や要介護で家から出られなかった人だけで、その人たちだけのためにサービスの拡充は為されなかったけど、日本中みんなが自粛となってからは凄い勢いで引きこもり向けサービスが増えた。


なんということでしょうキラキラ


…劇的ビフォーアフターの、アフターの気分である。

映画もたくさん観たし、テイクアウトも頻繁に利用してる。

世の中には自粛疲れなんて言葉も生まれてたけど、わたしはこの束の間の自粛天国を満喫させてもらってます。

きっとみんなが自粛明けたらこういうサービスは無くなるから、これから先何年も何十年も自粛のわたしとしては、今が天国。


しかも旦那がテレワークになってからは、週2ぐらい外に出られることも!
今までは週末にしか動けなかったので、通院も子供の習い事もスーパーへの買い物も全部週末に詰め込んでたのが、今は近所の病院ぐらいは平日に済ませたりできます。

旦那も在宅とはいえお昼と晩ごはん休憩以外は休みなしで夜中までぎっちり仕事してるので、いつでもとはいかないけど、たまになら平日でも病院行けるっていうのはかなりうれしい。
混んでる土曜日に行かなくて済む。


今回旦那の仕事が実はコロナ対策に役立ってたらしいと外からの情報で知って、わたしはなるべく邪魔しないってことで社会貢献してます。
デキた妻です。(自己肯定感強めに育ちました)



自粛楽しんでるって言っても、子供たちがコロナにかかったら…って不安がないわけではないけど。

でもうちは長女が一度感染症で死にかけてるので、それからというものウイルス対策は引かれるぐらいやってるから、これ以上の心配は毒にしかならない。
昔『Re:Genesis』っていう感染研の海外ドラマにハマってたのも役に立った。

やるだけやって覚悟して備えつつ、あとはできる範囲で楽しく生きるしかないしね。
ビクビク生きてても楽しんでても罹るリスクは同じだから。


コロナも初期は情報収集に励み。
わたしは自分と家族に有益なことしか取り入れないけど。


情報収集期がとっくに過ぎた今はテレビでもネットでもニュースはほとんど観てない。

先月から今月初めにかけてYahooニュースによく出てたネット広告で「やばい…嫁がかわいすぎる」みたいなやつと「どうしよう…旦那の口臭がひどい」みたいなやつがあったの、知ってる人います?
ただの広告だからたまたまキャッチコピーが似ただけだと思うけど、あの広告の夫と妻が夫婦だったらおもしろいなぁと、一人でそんな妄想をして楽しんでました。

嫁がかわいすぎると思ってる夫と、夫の口が臭すぎると思ってる嫁。
実在してほしい…。


ニュースなんてその程度でしか観てなかったわたし。
同じような情報ばっかりでつまんないし。


ニュースも行き詰まったからか、ある時期から多くなった、
「みんなで一丸となって…」
「ひとりひとりの意識が…」
「今は政府を叩くよりやるべきことがあるはず!」
「(根拠なく)コロナに負けない!」みたいな精神論で書かれた記事は、気持ち悪いのでもちろんスルー。


最近はいろんな動画観たりスマホゲームにハマったり。

Netflixだと
『リラックマとカオルさん』寝る前の癒し。
『きのう何食べた?』晩ごはんの参考と癒し。
『ナイトアース』へぇ連発。
『ザ・クラウン』みんな顔色悪い。
『コンテイジョン』テドロス似すぎ。

prime videoだと
『メンタリスト』サイモン・ベイカーが目の保養。
『四畳半神話大系』昔からコアなファン。
『忘却のサチコ』飯テロ。
『仏像大好。』いつまでも観てられる。
『新・広大なる温泉宿』行ったつもりで。
『のりもの散歩』素人感が良い。


次女はアマゾンプライムでは
『スティンキーとダーティー』
『レッカー車のトム』
『バグ・ダイアリーズ』
『もしもねずみにクッキーをあげると』
『大科学実験』
『ぽつんと一軒家』
『しろくまカフェ』をよく観てる。
しろくまカフェはわたしと親子でハマって、馬場にあるリアルしろくまカフェにも3月に行きました。



インスタやTwitterは水族館とか動物園をフォローしてて、コツメカワウソとか、ハシビロコウの日常を飽きずに見てる。
ヤギの全力すぎる鬼ごっこもおもしろかった。
お客が出入りしない動物園は動物たちがイキイキしてて良い。

ソーシャルディスタンスの目安にハシビロコウの羽を広げたサイズを使われてて笑った。
そのセンス、最高。
ハシビロコウの実寸知ってる人、ほぼいない(笑)


スマホゲームだとポケ森、ポッピンアイランド、トゥーンブラスト、ツムツムランド、走行の達人2、見つけておじぽっくる。
ツムツムランドは夫と一緒にやってる。
おじぽっくるも誘ったけど、「おじさんがおじさん探しても微妙な気分になるからいい」と断られた。

ポケ森は動物たちの願いを叶えるため毎日馬車馬の如く働いてます。


野菜ばたけのイベントで大きなかぶをgetしたら、動物たちがかぶを抜こうとするアクションが可愛くて癒やされた。
わたしの推しは1号(左下の赤レンジャー風ネコ)。
たいへいた(右上のデカいクマ)は田舎くささが可愛らしいので、衣装もあえてダサめに。
ナンバーTシャツとみかん帽。相当ダサい。Eテレ風。


旦那もわたしも寝る前の小一時間はゲームに耽る。
旦那はRPGとかパズルゲームとか戦闘もの。
横で聞いてると、旦那のゲームの仲間の女キャラが窮地に陥るたび「っあぁぁぁぁー!」みたいなちょっとエロい悲鳴をあげる。

それを助けるのに一生懸命な旦那が不憫になり、「そういう女はほっといても大丈夫だよ」と教えてあげた。

「そういう女はほっといても岩の2つや3つ素手で粉砕して自力で生き延びる」と…。

「だいたい死にそうな時にあんな声出すわけないから。本当の断末魔の叫びってのはねぇー…」と、子供の頃“北斗の拳ごっこ”で毎回雑魚役に任命されて磨きをかけた渾身の「ひでぶ!」を披露してあげた。



我ながら感動するほどの断末魔感だった。

思えば人よりひでぶの多い人生でした。

あの8月の搬送もなかなかのひでぶだったし、11月の救急車もなかなかのひでぶだった。
子供の頃にはごっこの中だけじゃなく、リアルでもひでぶがあちこちに散りばめられてたなぁ。
死んでないのが奇跡。

旦那のゲームの甘っちょろい断末魔の叫びの無名の声優とは、断末魔の場数が違うってもんよ。

「いや、ゲームだから。断末魔感とかじゃなくて。助けないと進めないから。」と、わたしの渾身のひでぶをスルーする旦那。

渾身のひでぶ、過去にも披露し過ぎて飽きられたな…。
あべし!もダメかなぁ…。



話は自粛に戻り。
コミュニケーションが欠かせない人たちにとっては辛い期間だろうね。

そこ否定する人達もいるけど。
コロナ鬱なんて、
自粛疲れなんて、甘えるな!みたいな。
それはそれで他人を使って自分のストレス解消してるわけだからなかなか…。

そんな人には金子みすゞの詩集を是非。
「みんなちがって、みんないい」
わたしは読んだことないけど。

わたしは中原中也の「汚れちまった悲しみに」でも読んどきます。そのうち。


わたしはもともと自粛生活だった上にひとりが好きで家が好きだから楽しめてはいるけど。
楽しめない人も鬱になる人も、そりゃいるだろうなと思うよ。

世の中やたらとポジティブの押し売りと、戦前みたいな精神論押し付けが多いけど。

人間なんだから、喜怒哀楽全部あるのが自然だと思うけどね。
怒も哀ももともと備わってるってことは必要だから装備されてるんだと思うけどね。
ついてるからには使ったほうがいい、たぶん。
もったいないし。


スマホもデフォルトのアプリって何のために入ってるのかよくわからないの多いけど、あれもたぶん何かの時に必要になるのかもしれない。アンインストールもできないし、強制停止しようとすると「使用できなくなる恐れがあります」「データが消える恐れがあります」とか脅しメッセージが表示されて「本当にいいんですか?ファイナルアンサー?」ぐらいの確認をされるもん…。
必要なさそうなものが、意外と大事だったりするんだよ、きっと。


たまには中島みゆきの歌詞みたいな絶望した人になってみるのもなかなか良いもんです。
道に倒れて誰かの名を呼び続けるような…(笑)←一度やってみたい。



毎日がおどるポンポコリンばっかりじゃしんどいのよ。
42のおばさんがぴーひゃらぴーひゃらパッパパラパでおへそがちらりしてたらいたたまれない。警察か病院の迎えが来る。


ポジティブ感情しかありませーん、みたいなこと言ってるとナオト・インティライミみたいな胡散臭さが出ちゃうし。
ポジティブ論者ほどマイナス感情に打たれ弱い。パリピは寂しがり屋。


巷で蔓延してる“ホシガリマセン、カツマデハ”的な精神論とか、キャッチコピーとか、
SNSでの“stay home”動画や応援メッセージ、うたつなぎ…

あぁいうの、心が汚れきってるわたしは苦手なので近寄らないことにしてる。
なんか、ゾゾゾっとする

あくまでもわたしの場合は、ですが。心が汚れきってるので。


世の中にはみんなと繋がりたい人、絆ってもんが好きな人も多いんだろうから、それはそれでいいんだと思う。
好きなアーティストが応援してくれたらうれしい人、頑張れる人もたくさんいるんだろうし。

でもアーティストにはエレカシの宮本さんや岡村靖幸ぐらいの感じでいてほしいなぁ…。わたしの場合。



うちの姑も、あんな顔しといて一人じゃ生きていけないタイプ…。
人って見た目じゃわからない、本当。
ほっといても死にそうにないし、誰も襲わないし、安心して大丈夫なのに。
ひとりじゃ寝られないらしい(笑)
お義父さんが出張の時は息子たちに電話してきて、「お母さんひとりになっちゃうから泊まりに来なさい」と言う。


初めて聞いた時は笑っちゃったけどね。





今は義理の弟のお嫁さんが毎回泊まりに行ってる。
わたしのブログによく出てくる悟り姫が。
この悟り姫もいつも誰かとつるんで行動するタイプなので。


いちいち団体で行動するの面倒くさいと言うわたしのことをお義母さんは毎度「○○さんは暗い!そんなんじゃ人生楽しくないよ?もっとみんなで楽しまないと!」と言うけど。

大勢でつるまないと暗い認定なら、それで大丈夫です、と思う。


一人の時間最高だし、人のペースに合わせて動くの疲れるし、人間がたくさん集まるとろくなこと無いし、常にみんなと繋がってることにメリットを感じない。


友達と遊ぶのが嫌いなわけでもないし(但し、好きな人に限る)、主婦にしては昼遊びも夜遊びも多めに行かせてもらってるので充分楽しく生きてます。
考えてみたら積極的でもないのにまぁまぁ友達もいる。有り難いことに。


もう人生折り返し地点も過ぎたしね…。
嫌いな人に無理やり愛想笑いで顔引きつって、無駄な時間を過ごしたくない…。


苦手な人ともうまく付き合うのが大人でしょうとか、そういう人付き合いもしてこそ人間的な成長がぁーとか…
そういう、“悟りの勧め”とか“素敵なわたしにランクアップ”的なこととか…間に合ってます。

今更人間的に成長してもね…。
これから出家する予定もないし。


そういうアドバイスをしてくる人って大概、大学生ぐらいのときに自分探しの旅に出てた人のような気がする。生涯旅人。





そんなこと思ってたら、ポケ森で動物にこんな告白をされた。



メリヤス、お前もか。
旅人多いな…。
 
そんな「苦労は買ってでもしろ」的なことをわざわざしなくても、現代は戦後最悪の経済危機だの、未知のウイルスだの、異常すぎる異常気象や頻発する地震だの、生きてくだけでハードなサバイバルでこれでもか!ってぐらい苦難だらけだから大丈夫。
来年生き残れてるかどうかもわかんないのに。
病的なドMでもない限りはこれ以上の苦労なんて必要ないかと。
ドMはお好きにどうぞ、だけど…。



緊急事態宣言後、近所か病院しか行かない、身内以外の人とほとんど会わない生活になってからふざけたメイクをよくしてます。
どうせマスクしてて目しか見えないから。

変人みたいな色のカラーライナーとカラーマスカラのみで過ごしてます。
マスクなし生活や、子供の休校期間が終わったらそこそこ普通の顔してないといけないから、こんな顔で遊んでられるのも今だけかもしれないし。
次女が「ママ、おもしろい顔してるねぇ!」と笑ってくれます。


今週は旦那が火曜日だけテレワークで、あとは普通に出社だった。
来週もテレワークは2回だけらしい。
もうすぐ世の中の自粛も終わるのかぁと、ちょっとがっかり。


自粛期間にも通院はしたけど、わたしは自分の身より線維筋痛症と慢性疲労症候群の担当医の先生の体が心配で。

この病気は診られる医者がほとんどいないから、先生に何かあったらもうこの先治療も受けられなくなるしね…。という自分都合の心配ですが。

とりあえず先生がお元気そうで良かった。

先生にそう言ったら、
「あなた、人のこと心配してる場合じゃないでしょ」
「どっちが患者だかわかんないな(笑)」と笑ってました。

「どう?調子は?」といつも通り聞かれ、
「ガラス片が体中に刺さってるみたいな痛みと、背中に電気ショックみたいな痛みはちょくちょくありますが、だいぶ落ち着いてます。大丈夫です。」と答えると、
「それ、大丈夫って言わないんだよ、普通は。本当おかしいね、まったく(笑)」と大笑いされました。

そして治療が2種類増えました(笑)


先週姑に突然、「前に◯◯さんに、“××ばいいのに”って言われたのが今でもトラウマなのよ。寝られないこともあるんだから。」と言われました。

お義母さんの記憶が盛られすぎてて一瞬何のことだかわからなかったけど、もう10年以上前にわたしが、
「おかあさん、息子のためを思うなら、介護とか必要になる前にコロッと××でくださいね」と言ったことを、かなり盛って覚えてるってことらしい。
お義母さん…落ち込み屋さんすぎる。

これだけ聞くとまるでわたしが鬼嫁みたいだけど、これをわたしが言うことになった状況を考えてみてほしい。

わたしの誕生日、本当は家族だけでお祝いしたいところを、突然サプライズで呼び出されて、行きたくもないレストランに連れて行かれて、バースデープレート前にして介護の話を切り出され、更には「介護するって約束するならあんたたちに財産をちょっと多く遺してやってもいいのよ」なんて上から目線で言われたら、そりゃあ「コロッと××でくださいね」ぐらい言いたくもなるってもんです。



誕生日に介護の約束を迫られるって、最悪です、本当。

むしろそんな生易しい言葉だけで我慢したわたしが偉い。
本当なら火の点いた蝋燭立ってるバースデープレートを顔面にヒットさせてもおかしくないぐらいかと…。

それなのに被害者意識で今も眠れないこともあるぐらいネガティブさんらしいから、
「おかあさんみたいに繊細だと大変ですねー」と言って、ハハハハハッとお互い見つめ合って笑っときました(笑)

何の笑いだろう?

ははは。