中央銀行としての役割 | すざかシート 「職人の覚悟」  Suzaka Seat Blog

すざかシート 「職人の覚悟」  Suzaka Seat Blog

室内装飾に携わって30年余り。仕事のありかたに正面から向き合って、経験に基づいた知識、ノウハウも織り込んで・・・・・・・・

すざかシート

  昨日午後から陽気が変わって あの春先を思わせるような肌寒い感はなくなった。今のこの時間帯(八時半)でさえも17度もあるようだ。仕事にとりかかる前にプランターに水をくれていても、時折吹く風さえもすがすがしい。こんな気温で終日送れたら最高なのだが今日はなんと31度なんて真夏日が予想されているから呆れてしまうガーン。夕方に徒歩で駅(四時半から総会が駅前のビルであるので)まで歩くつもり(運動不足なんで)なのだがジャケット(一応役員なんで正装)は腕に下げてとかになりそうである。やれやれショボーン

 

 この1週間の陽気の不安定さから風邪薬をずっと服用している。週初めは喉が痛みのどと鼻水に効く薬を。半ばからは咳がひどくなり咳と鼻水、一応発熱してもいいように二日分、何を選んだら効果があるのかわからないので薬剤師さんがお薦めってやつを服用したキョロキョロ。功を奏したか咳は収まってきつつあるし発熱するような気配(逆にいつもの低体温症で平熱が4度台笑い泣き)も見受けられない。今日の総会に合わせて資料作りや会場の準備、シナリオから役員改選の段取りといつもの書類作成に加えて進めていかなければならず医者に赴く時間が惜しかったので まぁ仕方がない、良しとしよう・・・

 

 

 ここにきて大分、円安をけん制するような発言があちこちから聞かれるようになった。植田総裁は国が抱える借金から上げたくとも上げられないジレンマから平静を装っての会見が続いていたが、経済界やら政界(自分たちがばらまいて借金増やしたくせに)やらがここまでの円安は如何なものかとのご意見に耳を向けるべく「行き過ぎた為替の動向に注視している」とか少しづつだが小出しに口先介入もどきを始めたてへぺろ。上がったものは下がり下がったものは上がると自然の摂理からいずれは平常(大体ドル円で110円前後かなと僕は感じている)に向かっていくのだろうと悠長に構えてはいる(移住するまでに2年半ほど時間があるので)ものの タイに行った時や娘の事情から送金するときなどは植田総裁が感じてる以上に感じるジレンマは否めないキョロキョロ

 

 僕が初めてタイで不動産を購入したのが2004年で当時はまだまだアジア通貨危機から復興の影すら見えなかった。あの時、契約金でママと用意したのが100万ずつの200万円で当時のレートなら38~40万バーツ(一番良かったときは42万バーツにもなったびっくり)。滞在中に換金するにもチャートとにらめっこ(僕はもっぱらチャートからのテクニカル分析で判断してた)しながら、わざわざバンコクまで出向いて行っていた。飛行機代なんかの交通費を使っても十分見返りがあったほどでレートが良ければホテルのクラスも変わったほどだ。今はもう換金するとしても当時とは桁が一つ減って10万単位になるが この2年で一番安かったのが2万2千バーツだったので良かったころと比べても半分余りにしかならない。大学のそばに購入したコンドミニアムが4年前で まだあの時なら100万円が32~34万バーツになったのでつくづく運が良かったと思うキョロキョロ

 

 今年に入ってすでに二度行われているとされている為替介入だが結局は投資家に買いのタイミングを与えるだけの一時的なものになっている。僕ももう少し時間に余裕があるのなら155円を下回った時にロングをとって156円で売ってを繰り返しているだろうてへぺろ。それではどういった事象が効果的なのだろう。僕が主導するのであれば2か月くらいの長めのスパンを使って何度かに分けて行うだろう。例えば156円を超えたら3円ほど戻し 次は154円のハイでもう一度。また3円ほど円高に振っておいて今度は151円、最後に150円を超えたらもう一度。この辺まで行ったところで3円ほど戻すことが出来ればストップロスも相まって一気に140円台前半まで行くのではないだろうか真顔

 

 健全な為替なんてものは素人にはわかりうるものはないのだが ある一方にだけ有利に働くとその反動が怖いはず。ドルでもユーロでもポンドでも主要通貨をまとめる中央銀行がが利下げに転じるまでは残った外国債を吐き出すような対応策をとらなければ本気度は伝わってこない。さすがにジョージソロス並みに中央銀行と対峙するような輩(投資家)はもう二度とお目見えすることもないだろうが 対投資家と真っ向から向かい合わなければ今の状況からは抜け出せないだろうなぁ~と感ずる。今の状況からこのタイミングで抜け出せなければまたデフレに逆戻りになるような気がするのだが専門家の方々はどんなふうに見ているのだろう真顔