一通りの確認やら打合せを終えて事務所に戻れた。途中、事務所のコーヒー(モンカフェ・ドリップ式)がない事を思い出しスーパーに寄ると、偶然知人に遭遇。お休みですか?と尋ねると「子供が学級閉鎖で・・・児童クラブまで休むようにお達しが出てるくらいなんですよ」。どうやら須坂では子供たちの間でインフルエンザが蔓延してるようで心配である。先週、冷え込みがきつかった事も影響があるのだろうか。少し暖かくなっての寒の戻りは体調を崩しやすい。皆さんもご留意されます様に。
それでも今週からはグッと気温が上がるそうだ。須坂でも13度予想で今日は夕方の打合せも苦にはならないだろう。今朝はリビングのヒーターのセットを忘れていたが7度もあった。暖を取ればすぐにも室内は暖めることも出来、もうおはようタイマーも要らないのだろうか。いやいや、こういった事一つ一つが体調を崩しやすい原因なのかもしれないから留意、留意。
前回、多重下請け構造の話に触れたが、今朝もニュースではトラックドライバーの惨状を特集していた。早朝から依頼先にて荷積み(2時間半ほどかかるようだ)を行い出発。目的地に着いても先方の都合から荷下ろしが出来ないので時間調整を考えサービスエリアで仮眠(3時間ばかり)。再びハンドルを握り往復で700キロ余り。荷下ろしを終え休憩(4~5時間)なども入れ、出発から40時間を経てようやく今回の業務終了なんて話を見ていると実に過酷な環境でお仕事をされてる事を思い知らされる。
とかく遠距離ばかりが苦労が多いように思えても近場の配達なら近場で苦労が絶えないようだ。いくつもの件数を抱え、その場その場で荷を下ろし⇒先方と検品。中にはバックヤード迄運んであげてとかやってると 配達する先も数が限られてきて時間ばかりが過ぎて行くと言った悪習の実態まで。ドライバーさんたちは仕事を覚えた頃からの事なので当たり前に感じてる方も多いようだが 発送主にも我々にも考えなければならない商慣習問題があるようである。
見ていてふと、メーカーが下請けに出すんじゃなくて一括して行えばいいんじゃないの?とかも思ってみたりもしたが かゆいところに手が届くような商売をされてる会社さんは必ずいらして「私共でお引き受けいたします」とかなんとか言って 業績を伸ばしてきた事業所もあるんだろうなと行きつく。大体にしてセブンなどのコンビニを見ても(セブンはあくまでも例として)
とある敷地に並ぶ車は一つのコンビニの看板を背負ってる車ばかりだが、門の横にそびえる会社の看板には「ほにゃらら陸送」(うちの作業場の近くにも3年ほど前から出来てる)とか書いてある。一度、ネットでどうなってるんだろうと興味があって調べてみたら 常温配送だの、特殊車両配送だのと求人を募ってる(シフトこそあって深夜も出たりしそうだが休日もしっかりとれそうだし基本給は良さげに見えた)。忙しい時などは昼はコンビニで済ませちゃえとか昼前にコンビニ寄って当たり前のように弁当を手にしてるが、あれらもみな下請け業者さん任せになってて トラックドライバーさんたちの労働に見合った賃金(案内では未経験者でもそこそこに頂けるようだが)が本当に実労働の対価として支払われているのかどうなのかなんて事は 部外者や経験をした事のない者にはうかがい知ることは出来そうもない。大体にして偉そうにこうして書いている僕なんかはアマゾンからの配達は決まって翌日に来るものだと思い込んでる節もある。便利に慣れてしまったエンドユーザーが思いを改める必要に迫れている。
つい一昨日も頼んでいた本(森岡毅著・苦しかった時の話をしようか)が昼を過ぎても届かなかったので配達状況を確認してしまう自分は なんと勝手な奴だろうと ニュースを見ながら振り返る。周りをどうのこうのと言う前に まずは自身を改めようと思う今日この頃なのである。