僕は死んでしまった。
・・・夢の中で。
小さな女の子が僕の後ついてきていた。
なぜか僕は逃げ出した。
どうやら僕は高いところを逃げていたようで、行き止まりに遭遇した。
どうしよう・・・と、しゃがんだらその子は勢いあまって転落してしまった。
下を覗き込む。。。
血溜まり、と、女の子。
瞬間的にもう動かないことがわかった。
が、
起き上がり、笑顔で壁をのぼってくる。
なぜか怖くはなく、助けなきゃ!と手を差し出す。
その瞬間僕は下へ―――
気がつくと地面に横たわっていた。でもなぜかぴんぴんしてる。
起き上がろうとすると僕のうえに女の子が。
満面の笑み。
ああ、僕は死ぬ―。
素直に死を認めた。
女の子の手が伸びてくる。
でも抵抗せず迎える。
のどに手がかかる。
静かに女の子を見つめる。
フッ―――と暗くなる。
まるでテレビの電源を消したかのように。
白いノイズの線が1本、見えた。
将来現実に自分が死ぬとき、あんなにあっけなく逝ってしまうのだろうか・・・。