アクリルフィギュアの作り方は手作りでいいじゃん | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

アクリルフィギュアの作り方は手作りでいいじゃん

なんかフィギュアは作れないけど絵は描けるから、イラストを透明アクリル板で挟んで疑似フィギュアとして、愛でてる人がいるのを最近知りました。ちょっと作ってみよっかなー、と思って挑戦。

 

一応このブログのタイトルが「女の子フィギュアの作り方」なので、今回はこの子にした。

かわいい女の子だと思った?

正解!

さやかちゃんでした。

 

ちなみに本来はこういうイラスト

 

「なんでパワパフZじゃないねん?」と思われた方へ。いやね、近所の駅にでっかい広告スペースがあって、いつもはミュージカルとかイベントとかの広告が載ってるんだけど、最近この画像が張り出されたのよ。この写真を撮っているオレは、いかにもオタクだと思われたにちがいない。実際はTVシリーズしか見てないんだけど。フィギュアオタクなのは間違いないが。

 

ほかの理由はデータとして保存すれば失敗しても何度でも印刷できるし、解像度の高い状態で撮影できるから実際印刷したときに荒が目立たないと思ったから。はじめは「マジンガーZ INFINITY」を観に行ったときにもらったこれを使おうと思ったんだよ。すでに切り抜かれてるから、楽ちんだなという超安易な動機で。

みーたかきみーは マジンガーゼーット

よんだかきみーは マジンガーゼェッット!

https://youtu.be/mac0vIs72wM

 

んで、どうやってつくるの? とググっても「××円でアクリルフィギュア作りをいたします」みたいなサイトばっかし。そんなある日100円ショップで見つけたのがこれ。

これ二枚買って、挟み込めばいいじゃん。スタンドはクリップ付きの文房具でいいじゃん? と思った。サイズは176mm×100mm。別にスマホやタブレット用でもOKだけど、iPhoneはホームボタンやカメラの穴が空いてるから要注意。

 

実際の作業。

まず画像を印刷。水性顔料インクのプリンターではなくコンビニの光沢紙でレーザー印刷にする。サイズはB6にすると今回のフィルムにちょうどよさそうだ。けどコンビニのプリンターはA4しか光沢紙が選べなかったので、一枚に2つを並べた画像を作って印刷した。A4の半分だからA5サイズになる。失敗してももう一枚あれば安心だしね。

 

しかしやっぱりPhotoshopなど印刷用ソフトがあるといいよね。PCの画面はRGBでも色合いに問題はないけど、印刷物はCMYKだからちょっと濁った感じになってしまった。レーザープリンターだからといせいもあるんだろうね。アクリル系画材インクを光沢紙かマット紙に印刷すればもっときれいになったでしょう。

 

ナイフで切り取る。コツはナイフの刃を立てて切ること。線が手やナイフに隠れるときは原画を回転させること。フィルムより3mm程度小さめになるように。理由は断面から空気や水が入らないようにするため。ラミネートやパウチと同じ理屈。まあ、フィギュア作りに比べれば楽な作業です。

 

だがここで大きなあやまちに気づく。

フィルムよりもでかい! くそう、A6サイズくらいの方が丁度よかった。

 

仕方ないのでアバウトでフィルムよりちょっと小さめになるように端っこを切り落とす。こういうときは三角定規と金属定規を併用するといいでしょう。

 

空気が入らないように慎重に貼り付ける。ほこりが入らないもっとも理想的な場所は、実は風呂場です。ちなみにぼくはサーフェイサーを噴くとき、いつも風呂場に段ボールを立てかけて作業してます。どうせ切り抜くのでぴったり合わせる必要はなし。でも今回はギリギリのサイズなので慎重に中心にくるようにしました。まずは裏側から貼り、位置を確認します。多少の失敗は目をつぶるくらいがいいでしょう。

 

このあと表面を貼る。このときがもっとも慎重さが要求される。ほこりと気泡が入らないように。今回光沢紙のせいか気泡が入っても楽に抜くことができました。それでも輪郭周りは完全に抜けません。コレは次の作業で抜きます。

 

ミスった。右側がちょっとはみ出した。写真のようにマス目入りのカッティングマットの上で作業すれば良かった。

 

つぎはフィルムをナイフで切り取る。このとき力をいれるとアウト。コツは一発で決めないで、なんども切れ込みを入れるようにすること。最低3mm程度の余白を残すこと。原画のときほど輪郭に対して正確にする必要はありません。ちょっとへこんだり飛び出ていたりする部分はアバウトに切り抜くくらいでちょうどいいです。

 

ここでようやく気泡が全部抜けます。

 

あとはスタンドに立たせれば完成、なのだがスタンドを買い忘れた。のでスマホのスタンドで代用。やっぱり切り落とした部分が中途半端で、「残念さやかちゃんでした。」になってしまった。これならマント部分は完全に切り落とした方がシルエットはよかったな。

 

はじめは失敗するつもりで100円のフィルムと練習用に余分に印刷しておくことをおすすめします。今回みたいにサイズを間違えることもあるしね。印刷代まで含めても工具が揃っていれば500円もかからないからワンコインでできる。しかもiPadとかタブレット用のでっかいフィルムを贅沢に使えば、もっと大きなものが作れる。どうぞお試しあれ。


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