エポキシパテ(エポパテ)をブレンドする使い方 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

エポキシパテ(エポパテ)をブレンドする使い方

エポキシパテ、エポパテは以前紹介したので簡単に説明します。

・二種類の粘土状の素材を練り合わせ、化学反応によって硬化する。
・硬化後に刃物やヤスリやで整形、整えて最終仕上げをする。

 

以前紹介した「スカルピー」という素材があります。これは熱を加えると固まる「樹脂粘土」と言われるもので、こちらもいくつか種類があります。WEBを検索すると数種類のスカルピーをブレンドして「自分にちょうどいい堅さに調整する」という人を見かけます。

 

エポパテは各社から何種類も出ているのでひとくくりには出来ないのですが、今回はおおざっぱにくくります。

1つめは「完全硬化まで時間がかかるが、硬化後も刃物やヤスリで加工しやすいもの」

2つめは「完全硬化は短時間で完了するが、硬化後は堅すぎて加工がやりにくいもの」

 

今回「性質も製造メーカーも異なるエポパテをブレンド」を試しました。うまくいけば、1の加工しやすさと2の硬化時間の早さを持った「いいとこ取りパテ」が自分用に出来るわけです。

 

今回使ったのは100ショップで売っていたものと、タミヤのエポパテです。結果はなかなかいい感じになりました。量は半分半分にして、あとは自分の用途と好みで調節するといいでしょう。

 

◎短時間硬化パテの特徴

筒型のパッケージが多いのが特徴。写真はセメダイン社製「10分硬化」タイプ。短時間硬化エポパテはこの写真のように中央に素材Aがあって周囲が素材Bで包まれており、輪切りにして使用するものが主流のようです。100円ショップ製品も同じ構成でした。固まるとコンクリート並にカチカチになります。

このパテは問題があり、しばらく使わないと中央部が勝手に固まります。写真では一皮分むいており、緑色で囲った部分が本来の色です。周りの茶色に変色したものは使いものにならず、捨てるしかありません。これはこの商品の宿命だと割り切るしかないでしょう。

 

逆に「硬化まで時間がかかるタイプ」はこのような構成になっています。写真はタミヤの「速硬化タイプ」。

ビニールで完全に別けられているため勝手に固まる心配はありません。箱に入ったタミヤやwaveなどの模型メーカーのパテはこのような構成になっているようです。

 

「自分に合ったオリジナル素材を造ってみる」。右も左も解らない初心者には大変かもしれませんが、これも模型の愉しみの一つだと思えれば初心者卒業かもしれません。市販の工具を改造し自分流にカスタムするというのも中級者以上のテクニックの一つです。

 

関連記事:

△エポキシパテ(エポパテ) タミヤ製「高密度タイプ」と「速硬化タイプ」の使い方

△100円エポキシパテの実力と使い方

△スーパースカルピーについて

 

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