『つまったら造るのをやめてじっと観察してみる』

なにをどうしたらよくわからなくなったら、あるいは完成のイメージがわからなくなってしまったら、疲れている証拠かも知れません。

造るのを止めて30分くらい何も考えずにぼーっと眺めていたら、「あ、ここおかしい。あ、ここ気づかなかった。あ、ここちょっと変えるだけで印象が結構変わりそう」ということが見えてきます。

それ以外にも、ナニも考えずいろんな角度から写真を撮りまくって「観察力の甘さで補正されて見える状態」から「機械的に客観的に観察できる写真」を観察することで、「なんでこんなにハデに歪んでいるのに気づかなかった？」という発見をすることもあります。

本当に疲労がたまってくると「ここにAパーツとBパーツがある。Aを削って小型にするべきか？　それともBを盛りつけて大型にするべきか？」ということがわからなくなって途方に暮れるときがあります。そういうとき一番助けてくれるのが図面です。