形状が把握しづらい、わからなくなったら？
ここまで複雑な形状のパーツで、なおかつ本当はやらない方がいいんですけど、一つのパーツに対して多種多様な素材をいくつも使うと形状が把握しづらくなります。作例ではエポパテ×３種＋光り硬化パテを使用しています。
一生懸命ヤスリがけをして表面処理をしていると、まだら模様になってしまい「ここは綺麗に仕上がっているのだろうか？」ということがわからなくなることが良くあります。そこで「溶きパテかサーフェイサー（下にリンクあり）」で表面をいったん灰色に塗りつぶします。すると、
こうなります。「前髪の方はわりと綺麗に仕上がっているけど後頭部はまだまだだねえ」、ということがわかります。この状態で灰色のパテやサーフェイサーを全部丁寧に削り落としたら「全体にちゃんとヤスリがけが出来た」ということが一発でわかるようになります。また「こんなところにでっかい傷やへこみが！」と新発見するときもあります。フィギュア製作は終盤になるとこの作業をひたすら繰り返すことになります。
ぜひお試しあれ。
関連記事
：溶きパテの作り方と用法
：サーフェイサーと表面処理の重要性
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