書籍:モデルテクニクス1 紹介 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

書籍:モデルテクニクス1 紹介

まず、これはフィギュアの作り方ではなくプラモデルの作り方の本です。でもプラモデルの基礎知識がない人が自作フィギュアを完成させるってほぼムリです。例えるなら、材料もレシピも揃っているのに料理が作れない人に独自の料理を作れというようなものです。コンピューターならメモリーやハードディスクの交換すらも出来ない人にPCのパーツを買ってきて組み立ててOSのインストールまでやれというようなものです。

ちなみにこの書籍は1995年に発売されました。2005年じゃないんですよ。20年前ですよ。それなのに今でもまったく遜色ない記事が載っているんです。アナログ造型の世界は20年前の時点でほとんど完成していたって事なんでしょうね。ぼくは発売直後いったん購入したんですが手放してしまいました。今日たまたま古本屋で見かけて中身をみたら「なんだ、今でも通用する知識と技術ばかりじゃないの」というのは結構驚きでしたね。シャイニングガンダムが乗っているあたり時代を感じるなあ。

21世紀に入ってから「光硬化パテ」とか「サフレス塗装」とか新しいツールや、塗装技法が誕生して来ましたが、それでもこの本の九割くらいの内容が今でも充分通用します。結構重版を繰り返されてAmazonでも残り一冊が新書で買えるようです。中古でも買えるのであまり急ぐこともないでしょう。

本書の構成は以下のようになっています。基本は「プラモデル初心者のための教科書」です。

製作編
・ランナーから切断 接着 やすりがけ 下地処理 
・表面仕上げ

表面仕上げ

パテ編
・ポリパテ エポパテ ポリパテVSエポパテ

塗装編
・下地塗装

下地塗装

・色について 塗料 筆塗り 缶スプレー 缶塗装 
・ハンドピース
ハンドピース
・エアブラシ塗装 コンプレッサー マスキング ボカシ塗装 グラデーション コンパウンド スミ入れ ウェザリング デカール

工作カタログ

模型初心者へのお勧め度
☆☆☆ 3点満点

中には自作フィギュアにはまったく関係なさそうな知識も入っています。ただしどこかで応用が利くはず。特に良いところは当ブログではほとんど扱っていない塗料と塗装が詳しく紹介されている所ですね。なんでぼくが塗料の記事を書かないかというと、まだ完成してないから!です。複製の記事もないのもそのせいだったりして。
(´・ω・`)遅くてスマン。

定価2700円(税抜き)。でも初心者であればあるほど、これだけの価値は充分にあります。
モデルテクニクス〈1〉―私立出戻りモケイ学園副読本プラモデル編/出戻りモケイ学園講師陣
¥2,916
Amazon.co.jp



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