書籍:「NOMOKEN3」ガンプラ完全攻略ガイド 紹介
たとえば
・自作や市販のフィギュアをアクション・フィギュアに改造したい。
・エアブラシを使ったもっと高度なテクニックを知りたい。
・フィギュア以外のものを自作するコツを知りたい。
・電飾(電球を組み込んで発光させる)モデルに改造したい。
・ダメージを表現した作品を作りたい。
・できあがったものをもっと上手に撮影したい。
この「野本憲一モデリング研究所」通称「ノモ研」「NOMOKEN」シリーズは写真に3とあるように既に1と2があります。この3は完全にガンプラユーザー向けの内容なので「ためしについでに買ってみようか」と思って購入したのですが、これがなかなか上記のように中級者以上の方にはすごくためになることが乗っておりました。意外にも2の方が全然フィギュア向けじゃなかった。1と2も後で記事にします。
考えてみればガンプラを「組み立て式アクション・フィギュア」と解釈するなら当然ですね。ぼくも子どもの頃はガンプラ小僧で、模型雑誌を定期購読していました。そのとき培った基礎工作技術と知識がフィギュア作りへ大いに役に立っています。パテの塊から削り出しでガンダムの頭だけを自作したこともあります。「フィギュアは作ったことなかったけど、素材や工具や塗装のことはだいたい知ってるよ」って段階から始めたから、ゼロの人より一歩はやくスタートできました。というわけで以下フィギュアにも応用できそうな内容の紹介です。
・自作や市販のフィギュアをアクション・フィギュアに改造
今はたくさんの可動用ジョイントパーツが市販されています。多すぎて初心者には「何をどう使ったら良いのかわからない」くらい溢れてますね。そこでこの本では各社パーツのカタログとパーツの組み込み方が紹介されております。無可動のフィギュアでも首が動くだけでけっこう表情がでます。とくに女の子の場合は首をひねるとかわいらしくなります。自作ができるようになった人は市販フィギュアの改造にも挑戦してみてはどうでしょう?
・エアブラシを使ったもっと高度なテクニック集
この本では「エアブラシ塗装の基礎」、「グラデーション塗装」、「細部の塗り分け(マスキング)」、「迷彩塗装」、スポーツカーのような「光沢塗装」、真珠のような複雑で美しい「パール塗装」、金属パーツのように見せる「メタリック塗装」が紹介されております。アクセサリーを身につけている、武器を持っているフィギュアへ応用が利くでしょう。
・電飾(電球を組み込んで発光させる)モデルに改造集
ゲームのキャラクターや魔法少女などの「戦う女の子」が必殺技を出すシーンで武器やアクセサリーが「光り輝く」というエフェクトがよく使われますね。そういう劇中のワンシーンを再現してみたいという人にこの記事が役に立つでしょう。
・ダメージを表現した作品を作る
上記のように「戦う女の子」の場合、ダメージを受けるシーンが当然あるでしょう。本音を言うなら「怪我の表現方法」があったら最高なんですが、ここはガンプラなので「武器や鎧と盾のダメージ表現」を学びたい方におすすめです。
・フィギュア以外のものを自作するコツ
ここでは航空機の自作記事が載っています。「図面を描いて、パーツをそのサイズに合わせて作り、最後に組み立てる」という、当ブログですでに紹介している流れと同じです。一部のパーツが「バキューム・フォーム」という作成方法で作られていますが、これは「NOMOKEN1」で紹介されており航空機のキャノピーやエンジン・インテーク作成に使われています。軽量化が必要ないのならば、ここはポリパテやエポパテで代用してもかまわないでしょう。
・できあがった作品をもっと上手に撮影する
撮影はこの2ページだけですが、ただ「ちょっとの工夫で結構変わるんですよ」ということが学べるかと思います。うーん惜しいな。「女の子フィギュアの撮影」に関する書籍ってもっとないのかな?ネットで検索すれば個人サイトで参考になるところは結構あるんですけど。「フィギュア 撮影テクニック」や「フィギュア 撮影技術」で検索すれば、どれを紹介したら良いのやらってくらいにたくさんヒットします。
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