ノギスの使い方 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

ノギスの使い方

フィギュアを作るときにあればとても便利。だけどちゃんと調べないと「そんな使い方があったのか」となることがたぶん多いツール。それがノギスです。摩耗に強い金属製の方がいいですがフィギュアを作るときはプラスチックのノギスでもそれほど困らないと思います。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

使い方その1:外寸を測る。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座
このとき力をいれすぎないように注意。

なお精密機械加工の現場ではクチバシ(ジョウ)の端をあまりつかわないようにと教えられます。それは摩耗によって精度が狂ってくるからです。金属製ノギスでプラ材計測しか使わない場合はそれほど神経質になることはないと思います。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

使い方その2:内寸を測る。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座
このとき注意すること。画像のような丸いものの内側を測るときパーツに対してノギスが斜めに入っていると正しく測定できません。測定するときは平面な場所においてノギスを正面と横から両方から確認して正しく垂直に挿入されているかを確認します。

使い方その3:深さを測る。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

使い方その4:段差を測る。
たぶんあまり知られていない使い方。画像の枠で囲った部分を使います。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

下の画像のように使います。ノギスの種類によってはこれができないものもあります。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

目盛りの読み方。
赤枠の囲いが本尺目盛り。青枠の囲いが副尺目盛り。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

このノギスは副尺が0.05mm刻みなので0.05mm単位まで測定することができます。

・まず副尺の0を見ます。画像では①の部分。10mmと11mmの間であることがわかります。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

・つぎに本尺と副尺の目盛りがぴったり合っている箇所を探します。画像では②の部分。
女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座
・本尺の30と副尺の5がぴったりなのでこの寸法は10mm+0.5mm=10.5mmとなります。

原理を説明するとちょっと大変なので説明は省略します。興味のある人は「ノギス 原理」で調べてみてください。

↓今回紹介したものはこちら150mmまで測定可能。
↓200mmまで測定したいという人はこちらをどうぞ。
ミツトヨ 530シリーズ M型標準ノギス N20 530-108/ミツトヨ(Mitutoyo)
¥6580(執筆当時)Amazon.co.jp

高すぎて手が出ないという人はプラスチック製をどうぞ。100円ショップでも買えますが使ったことがないので使い勝手はわかりません。

★初めて来た人へ
☆モバイル用メニュー

人気記事一覧カテゴリ一覧

画像一覧月別記事一覧

ブログ情報プロフィール

Twitter
@depazo_fgsb

▲女の子フィギュアの作り方トップ


管理人へ連絡メールフォーム アメーバ会員はメッセージを送る から。 もしくは各記事のコメント欄へ。初期設定は非公開で「非公開希望」とあれば公開しません。