壊れやすいパーツと壊れにくいパーツ 切り欠き効果による応力集中1 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

壊れやすいパーツと壊れにくいパーツ 切り欠き効果による応力集中1

言葉で説明するよりまずは下の図をご覧ください。

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AとBは同じ素材で断面積も同じで同じ力が矢印の箇所に加えられたとします。同じ条件のように見えるにもかかわらずAは壊れやすくBは壊れにくいという明らかな違いがあります。なぜでしょう?

これを「切り欠き効果による応力集中」と呼びます。大変申し訳ないのですが理屈で説明できる自信がないのでこのブログではこういう物理的な現象があるという紹介だけにとどめておきます。物理や数学が得意な人は検索してください。

この応力集中を起こさないための例をあげますので参考にしてください。

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このように断面を曲線にするだけで壊れにくくなります。

僕がフィギュアを作り始めてまもないころよくやったことがあります。それは「何時間もかけてやっと形になったパーツが強度不足のため一瞬で壊れてしまうこと」でした。とくに衣類を作ったときが顕著でした。薄い布のように見えるようにジャケットやスカートをぎりぎりまで薄くし、初めて作るパーツゆえに全神経を集中してようやく「できた!」と思った次の瞬間!無惨に粉々になったあの悔しさ……。

初心者の皆さんへ贈る言葉
「パーツ折っても心は折るな」
「フィギュア作りとは設計である」
「見えないところで強度をかせげ」

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