先日、家内が15年勤めた職場を辞めた。アルバイトではあったものの、唯一のオープニングスタッフとして、また、年長ゆえの店内のご意見番として業務の表裏で活躍していたと聞いている。そんな家内が仕事を辞めたのは、私と同じく今年還暦を迎えるので、一旦、生活に落ち着きや区切りをつけたいと思ったかららしい。
その気持ちはよく分かる。自分も昨年、再就職した。やはり年齢も年齢なので、色々なしがらみから解かれて、自由になりたかったことも理由の一つとしてあったからだ。家内は当面、家のことや自分の健康面などで時間を使い、再び仕事がしたいと思うようになるまで、基本、自由な生活を楽しむこととするらしい。これまで、ずいぶんと無理をさせてきたので、それでいいと思う。夫婦2人が食べていける分の稼ぎは自分がなんとかするので、家内にはゆっくりと心と身体を休めてほしいと思っている。
還暦は、当たり前だが60年かかるが、来てしまうと、あっという間の道のりだった。一昔前ならリタイヤする年齢であり、この年齢になると終活前の準備段階に入っていることをつくづく感じる。昨年、娘と孫たちが引っ越して、いよいよ2人だけの生活となった。そして今年は、母が他界した。これからもいろいろあるだろう人生終盤に入ってのイベント。次々とイベントをこなすということは、つまり自分もさらに歳を重ねていくということ。この先できれば健康を維持して、順序よくイベントがこなしていきたいものだ。もちろん病気や事故は予期せぬときに突然現れるものだが、その時はそのとき。歳をとるということは、経験値も増えているということであり、覚悟もある程度はできるようになっている。
さて次は何のイベントが待っているのだろう。
