皆さんこんにちは。FG☆そうたです。

 

先日、アルフレッドさんのミニマルルアーケースのインプレを書かせていただきました。

本日は、実際その機能美あふれるボックスをどうやって使ってるの?ってことで、中身をどどんと公開しようと思います。

大会出るわけでもないし、別にいっかーってことで…。

 

▼アルフレッド ミニマルルアーケースのインプレはこちら

【インプレ】アルフレッド ミニマルルアーケース【エリアトラウト】

 

釣行回数を重ねてくると、よく行く場所にも合わせて、だんだん投げるルアー、投げないルアーが固定化されてきます。

「これだけあれば、場所を問わず一日中飽きることなく遊び倒せる」という安心と信頼を重ねたルアーたちが選ばれて入っているわけなので、私よりも歴が浅い方を中心最低限必要十分なお買い物をするだけでエリアトラウトを心の底から楽しむための参考になれたらな、という思いで本記事を書いています。

 

もちろん、世に出ているルアーたちの中で、釣れないルアーは存在しないと思います。

各社テストを重ね、「泳ぎもカラーも自信を持って提供できる!」というクオリティまで持って行ってから商品化しているはずですからね。

特定の状況下で絶大な力を発揮する一点特化タイプのものや、独特の操作を要求してくるもの(ゆえに、状況に合わなかったり使いこなせなかったりして釣れないと錯覚するもの)も中にはあるのかもしれませんが…。

ですので、「どこでどんな状況で何を投げるか」の組み合わせ、可能性は無限に存在します。必然的にルアーローテの話にも触れていくことになりますが、本記事はあくまでいちアングラーの意見として参考程度にとどめていただけると嬉しいです。

 

今回はスプーン編。

早速見ていきましょう。

 

■超一軍スプーンはこれだ!

見づらい場合はクリックして拡大してみてください。

 

ざっくりピンク枠が強波動組、緑枠が中間、青枠が弱波動組って感じです。

よく行く朝霞ガーデンさんの攻略を中心にしていますが、だいたいこれだけあれば1日スプーンで遊び倒せます。

先日のジョイバレーさんの釣行もスプーンはほぼこのボックスの中の物だけ使っていました。

【強波動組】

・ハント0.7g / ハントG 1.0g 1.3g

メインで使うスプーン。

主に巻き速度によって使い分け。

ハントG1.3gはサーチにも使える汎用性の高さがあり、0.7gは朝霞ガーデンさんでの主力ウェイトの一つになるため少し多めになっています。

 

・ノアS 1.4g / ノア1.5g

ノア1.5gは放流はもちろん冬場や中規模以上のポンドでのサーチ用にも使えるため、放流カラーから単色系まで幅広く。

ノアS 1.4gは放流が少し落ち着いたタイミングで特によく投げるカラーを2枚。そこからハントG1.3gに移行します。

 

・ハイバースト 1.3g / バンナ1.4g

ハントG1.3gと役割はほぼ同じで、足りない色を補う意味合い※もありますが、「速度はゆっくりで、シルエットが欲しい」時はハントG1.3gから1.0gに行くのではなくこっちに行きます。

「ハントGをゆっくり見せたいけど重さを落とすと遊ばれる(軽いスプーンを使うと水中で舞いやすいのでひったくる、じゃれるようなバイトに対して魚の口に針が残らない状況)」とか、「ノア1.5gからシルエットを落とすとアタリが得られにくくなる」とか、そういう状況で使いやすいです。

※「ターニンググリーン」「ピーチウッド」「ブラックインセクター」は個人的にヴァルケイン御三家と呼んでます。他社にない神カラーです。

 

・ノアJr. 1.2g

後述のシャイラと一緒っちゃ一緒。波動はハントG1.3以下、シャイラより若干強いくらいで、ハントGにスレてきたら投入することが多いです。

また、「ハントG1.3gとハイバースト1.3g / バンナ1.4gの関係性」と、「ハントG1.0gとノアJr. 1.2gの関係性」が似ていて、同じような使い分けをします。愚直にハントG 1.0gからハント0.7gに落とすよりプラスに働くことも。

 

・フォルテ1.8g

主に放流。

UVシルバーオリーブはフリップ等の誘いを入れてリアクションで食わせるとか、シェイクでゆっくり巻いて食わせるとかの小技も得意です。「普段はゆっくりで、食う瞬間だけ早い」みたいなややっこしいトラウトに対して、シェイクで巻き速度を落として、遊ばれることなく針を魚の口に残してフッキングできる芸当は、重さのあるスプーンならでは。

 

【中波動組】

・シャイラ1.2g

ハント系列にスレてきたタイミングで。波動を弱めてあげることで食ってこなかった魚が食ってきたり、食う直前で見切るような憎いやつを食わせに持っていけたりします。

こいつをくるくるローテしているだけで場を殺すことなくかなり長く釣り続けることができるので、カラーは比較的派手なものから中間色まで幅広めに。

速度域も広く扱いやすい神スプーンです。

 

・ジキルJr. 1.1g

シャイラでもさらにスレてきたらこっち。

というか、ハントとジキルの中間をシャイラで埋めてるってイメージです。

ここまで来ると食わせ系カラーが多めになっています。

 

【弱波動組】

・シャノン 0.7g

ハイバースト・シャイラの同カラーが効いていたけれどスレてきた…って時にシャノンでもう1回同じ色を投げるとさらに絞り出せることがあります。

 

・ブラインドフランカー 0.9g

使い方は同上。割と世紀末的な渋さの時に投げると救ってくれることが多々ある、偉大なスプーンです。必然的に食わせカラー多め。

 

ざっくりボックス内のスプーンの銘柄と使い分けについてはこんな感じです。

ここに、ドリームマスターのワレットを1面、保険として持っていくようにしています。

その内容は、上記のスプーン達のさらなるカラーバリエーションだったり、ハント0.4gやブラインドフランカー0.5gなどの入り切っていないウェイト帯のスプーンだったり。

これが「1軍ワレット」で、バッカンのフタ裏に貼り付けてます。

 

さらに、控え選手となる二軍ワレットも存在します。

0.5gアンダーや1.8オーバーは季節や釣り場の規模等によって使いどころを選ぶので、バッカンのフタ裏に貼り付けてすぐに取り出せるようにする一軍ワレットと、攻略したい場所や状況に応じてその都度中身が入れ替わります。

 

▼こんな感じでスポンジごとぺりぺり剥がして…

▼フォルテと入れ替わりました!

手持ちをすべてドリームマスターで統一しているので、薄くてコンパクトで持ち運びがしやすいです。

これ、けっこうオススメの管理術。ドリマスユーザーの方はぜひ試してみてください🎵

 

■おわりに

いかがでしたでしょうか?

正直、ノアSとノアJr.については管釣りを始めたてで右も左もわからないころに買ったものをそのまま使い続けているだけなので、強波動組をここまで細分化する必要はないかもしれませんが…(笑)

使い分けを改めて言語化してみることで、自分の中でも整理できたので、誰かの役に立たなくても自分のための備忘録として残しておこうと思います。

 

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう!