皆さんこんにちは。FG☆そうたです。
本日はお料理教室の第3弾!
「ほうれん草とニジマスのクリームパスタ」をお届けします。
私、イタリアンが専門ですので…ようやく本気出せます(*゚∀゚*)
レシピでは先日ジョイバレーさんにてお持ち帰りさせていただいたロックトラウトを使用していますが、30cmクラスからお試し頂くことができると思います。白身でも大丈夫!
こういう塩焼きには大きく刺身には小さいみたいなサイズのお魚をおいしく食べられるレシピをどんどん公開していきたいですね!笑
もちろん市販の鮭でも応用できますので、釣り人さんでない方も気軽に試してみてください。
それではさっそくレシピを見ていきましょう。
■材料(2人分)
・ニジマスの半身 100~150g※
・パスタ 200g
・ほうれん草 2株
・オリーブオイル 大さじ1
・にんにく 1片
・バター 20g
・小麦粉 大さじ1
・牛乳 200cc
・顆粒コンソメ 小さじ1
・あらびき胡椒 適宜
・塩(ほうれん草の下ゆで、ニジマスの下味、パスタを茹でるためのもの) 分量はレシピ中に記載
※30cm台前半であれば3枚おろしの半身1枚分でだいたいこの程度になると思います。
40cmオーバーのニジマスを使用する場合は、半身のさらに1/4~1/3程度を使用すると良いです。
多少多くなっても使い切りたいという場合は、「半身を焼いてからお箸で食べやすい大きさに崩す」という工程が出てくるのですが、そのようにせずに皮付きのまま3~4cm角のブツ切りで使うというのも手です。
■調理時間
1時間程度
■作り方
※今回も鱗とぬめりを落とす、おなかを切ってエラと内臓を取り除く、血合いをそぎ落として洗うといったお持ち帰りの際の基本的な工程は省略します。
①ニジマスを三枚におろし、腹骨をすく
ここまでは前回までの記事と同じですね。
▼第1回のお料理教室の①~③の工程で解説しておりますので、やり方がわからない方はこちらをご覧ください。
②背中と背骨の間の小骨を抜く
焼いてからお箸でフレーク状に崩す場合はそこで骨を取り除いても良いのですが、自分はこの段階で抜いちゃいます。
また、ブツ切りで食べたい場合はここで骨を抜いておくことが必須となります。(まだ切らないでね)
③ニジマスに塩で下味をつける
Tips!
身と皮の両面に塩を振ります。量は慣れないうちはニジマスの重さの1%を使うと覚えておけばOKです!
塩を振った後は身から水分が出てきますので、キッチンペーパー等で包んだうえでラップをかけ、冷蔵庫に入れて10分ほど放置しましょう。
ブツ切りで皮まで食べる場合は皮側の塩をやや多めに振って、臭みのある水分を追い出してあげると良いです。
④ほうれん草を下茹でする
やり方がわかる方は⑤まで読み飛ばしてください。
④-1 ほうれん草をボウル等に水を張って洗う
Tips!
根元付近には土が付いているので、水中でよく振るようにして汚れを落としてあげましょう。
④-2 お鍋に1.5L程度のお湯とティースプーン山盛り1杯の塩を入れ沸騰させる
④-3 ほうれん草を輪ゴムでまとめておく
(画像は3株ですが2株で十分です)
Tips!
これをやっておくと、後の「ゆでる」「しぼる」といった工程が圧倒的にやりやすくなります。
④-4 ボウルにたっぷりの冷水(夏場は氷水)を張っておく。(茹でたほうれん草をすぐに入れます)
④-5 お湯が沸騰したら、根元から半分くらいをお湯に漬け、30秒茹でる。
④-6 根元がしんなりしてくるので、全体をお湯に入れ、さらに30秒茹でる。
④-7 ③-4で用意しておいた冷水にほうれん草を速やかに入れる。
④-8 しっかりと冷めたら、ほうれん草を握って軽く搾り、輪ゴムを外す。
⑤下茹でしたほうれん草を4~5cmの長さに切る
Tips!
切った後にもう一度握って水分をしぼり出しましょう。その後は、食べる直前まで使わないので、キッチンペーパーを敷いたお皿等に入れてラップをかけていったん保存しておきます。
⑥ニジマスを焼く。
⑥-1 塩を振ったニジマスを取り出し、再度よくキッチンペーパーで水分を拭く。
ブツ切りにする場合はここで3~4cm角くらいに切る。
⑥-2 フライパンに油を小さじ1ほど敷き、皮を下にしてニジマスを置く。その後、中火で皮の周りの身が白く変わるまで焼く。
ブツ切りの場合は、適宜混ぜたりひっくり返したりしながら全体的に白く色が変わるまで焼く。崩れないように注意!
⑥-3 ニジマスをひっくり返して、火力を弱火に落とし、蓋をして4分焼く。
ブツ切りの場合も同様に蓋をして4分焼き中まで火を通す。
⑥-4 焼けたら取り出して、お箸で食べやすい大きさに崩す。
骨を抜いていない場合はここで取り除く。
ブツ切りの場合はこの工程は不要です。
⑦ニンニクを薄くスライスする。
Tips!
このあたりでそろそろパスタを茹でるためのお湯も用意し、温め始めておきましょう。
⑧フライパンにオリーブオイルを敷き、中火で温め、ニンニクを入れる。
ニンニクからぱちぱちと音がして良い香りがしてきたら、バターと小麦粉を入れ、全体をよくまぜる。
Tips!
小麦粉の塊ができないように、意識して潰してあげます。焦げないように手早く。
⑨火力を弱火に落とし、牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。牛乳を全て加えたら、顆粒コンソメを入れて溶かし、⑥のニジマス、あらびき胡椒を入れてさらに全体がなじむように混ぜる。その後、一度火を止める。
Tips!
牛乳は固まりやすいので、絶えず全体を混ぜながら、4~5回に分けて加えます。また水分が蒸発し煮詰まりやすいので、ソースが完成したら一度火を止め、パスタのゆで上がりを待ちます。
⑩たっぷりのお湯に大さじ1程度の塩を入れ、パスタを茹でる。
Tips!
おいしく茹でるコツは強火。フタはしなくてOK!お湯の中でパスタがゆらゆら泳ぐくらい、大きなお鍋でグツグツ沸騰させましょう。
ゆで始めは、くっつかないようにたまにトング等でパスタ同士を引き離すイメージでふわっと優しく攪拌してあげます。
⑪パスタがゆで上がる4分ほど前に⑨のフライパンに再度弱火で点火してあたため始め、パスタがゆで上がる直前に下ゆでしておいた⑤のほうれん草を入れる。
パスタがゆで上がったら、⑨のフライパンに入れて和える。
⑫お皿に盛り付け、あらびき胡椒をもう一度全体に振ったら完成!
■いざ実食!
コクのあるクリームソースとニジマスの相性バツグン!
生クリームを使わなくても、まろやかでクリーミィな味わいを実現することができますよ♪
牛乳と小麦粉とバターを使えば誰でも簡単においしいクリームパスタを作ることができますので、ぜひ他のお料理にも応用してみてください。
さらに皆さんにオススメしたい味変アイテムが…
レモンです。
意外に思われるかもしれませんが、レモンはクリーム系パスタやサーモンとも相性がいいので、今回のこのレシピにもものすごく合うんです。
クリーム系パスタって最後のほうで飽きが来たり重く感じたりすることがよくあるじゃないですか。
そんなとき、レモンを搾ってあげるとあら不思議。
すっきりさっぱりとした味に変化し、重さを感じさせることなく最後まで食べきることができますよ♪
カルボナーラ等にも応用できますので、ぜひ試してみてください。
いかがでしたでしょうか?
まだまだお料理ネタ、温めておりますので、次回の講座もどうぞお楽しみに!