皆さんこんにちは。FG☆そうたです。

本日はX(旧Twitter)のほうでもたくさんのご要望をいただいておりました、待望の(?)お料理記事の第1弾となります。

(ごめんなさい、ずっと書きたかったんですけどなかなかお土産として良さそうなお魚ちゃんに巡り会えず…)

 

記念すべき第1弾は「ニジマスのみりん干し」をお届けいたします!

▼実際の食卓がこんな感じ。ご飯が進む逸品だ…!

この料理は、塩焼きにするにはちょっと大きい30cmクラスから作ることができますよ。

白身のニジマスでもメチャクチャ美味しいです!!

刺身で食べるには小さいけど塩焼きには大きい…そんなサイズのニジマスをどう料理してあげるか、困った経験はありませんか?

お任せください。私が美味しくしてさしあげます。

 

それではさっそくレシピを見ていきましょう。

 

※漬けダレにつけ込む時間が24時間(以上)+干す時間が3~4時間かかります。あらかじめご了承ください。

※鱗とぬめりを落とす、おなかを切ってエラと内臓を取り除く、血合いをそぎ落として洗うといったお持ち帰りの際の基本的な工程は省略します。

 

■材料

ニジマス      …1尾

みりん       …100cc

醤油        …50cc

生姜(チューブ可※)…1片

サラダ油      …大さじ1

※チューブの場合は小さじ1/2

 

■その他、用意するモノ

ジッパー付保存袋  …1枚

大きめのフライパン …1つ

バット※      …1つ

キッチンペーパー  …2枚ほど

※大きめのお皿で代用可

 

■作り方

①ニジマスを三枚におろす

Tips!

頭と尻尾を落として、最初は左向きに置いて尻尾側から包丁を入れて上身を切り離す。

その後、裏返して右向きにし、中骨と身を切り離す。

というやり方が、若干アウトローですが個人的には一番簡単です。

上記は右利きの場合なので、左利きの場合は、左右を全て入れ替えてください。

▼きれいにおろすことができました。

 

②腹骨をすく

 

③背骨と背中の間にある小骨を抜く

Tips!

この作業は任意になりますが、これをやっておくと食べるのが圧倒的に楽になります。

余談ですが私は「骨抜き名人」というペンチ形の骨抜きを愛用しています。

抜きたい骨の周りを骨抜きを持つ手と反対の指で押さえながら骨を刺さっている方向(ナナメ向き)にまっすぐ抜くと…少ない力でスルリ♪

写真のように、周りの身を傷つけたり崩したり巻き込んだりすることなくキレイに骨だけを抜き取ることができます。

お値段は安いとは言えないかもしれませんが、キャッチ&イート派の皆さんは持っておいて損はないアイテムですよ。

▼「骨抜き名人」のAmazon商品ページはこちら

 

▼このように持ち手を包むようにして持ちます。

 

▼少ない力でスルリ♪

▼小骨を全て抜き終わった身を見ても、ほとんど傷ついていませんね。

▼抜き終わった骨の方を見ても、周りの身をほとんど巻き込んでいないことがわかります。

 

だいぶ話が脱線しましたが本題に戻ります。

 

④食べやすい大きさに切る

Tips!

私の場合、半身1枚につきだいたい6分割です。(小型の場合は縦に3分割)

大きすぎると焼くときに裏返しにくくなりますが、小さすぎても焦げやすい、味が濃くなりすぎるといった懸念があるので、ある程度の大きさは確保しておくのが良いでしょう。

 

⑤保存袋にニジマス、みりん、醤油、生姜を入れ、全体を軽く揉んで混ぜてなじませる

 

⑥冷蔵庫の中で24時間(以上)放置してタレを漬け込む

▼漬け込んだものがこちら。上の写真と比べると、身にタレが染みこんでいるのがわかります。

 

⑦食べる3~4時間前に袋から取り出し、キッチンペーパーを敷いたバットの上に並べる。その後、ラップや蓋などを何もかぶせない状態で冷蔵庫の中に入れ、放置する

※タレは後でもう1回使うのでまだ捨てないで!

Tips!

冷蔵庫の中は適度に乾燥しており、魚を腐らせることなく干すには最適の環境になっています。

冷蔵庫の容量に空きがない場合は、涼しい場所で、かつ埃などの異物がかからないように十分に注意して干しましょう。

▼このまま冷蔵庫へ。しばし放置…。

 

⑧ニジマスを少し触ってみて手にタレがほとんどつかないくらいになったら、フライパン(冷たいままでOK!)に油を敷き、その上にニジマスを皮を下にして重ならないように並べる。

▼イイカンジに干せて、タレのツヤがなくなっています。

 

▼いざ点火!

 

⑨弱めの中火で皮目を焼き、こんがりとした焼き色がついたら裏返す

Tips!

みりん醤油のタレを纏った魚はとにかく焦げ付きやすいので、時々フライパンをゆすったり、フライ返しでフライパンから剥がしてあげるようにして、焦げ付かないように気をつけましょう。

裏返すタイミングですが、魚の身の周りに滲んでいる油が茶色くなったら目安です。少し持ち上げて焼き色を確認してみましょう。崩れやすいので慎重に!

▼周りの油が茶色くなってきたら、適宜持ち上げて皮の色を確認してみましょう。

▼食欲をそそる焼き色!

 

⑩火力を弱火に落とし、蓋をして4分焼く

 

⑪蓋を開け、⑧で取っておいた漬けダレを大さじ1杯半回しながら入れる

Tips!

ここも焦げ付きやすいので慎重に。

⑨の工程と同じように時々フライパンをゆすってあげましょう。

▼決め手の追いダレ。おいしくな~れとお祈りしながら、フライパンをゆすってフライパンと魚の身の間にもタレを染みこませてあげるイメージで。

 

⑫追加したタレの水分が1/3程度まで飛んで、とろみだけが残ったら完成!

 

■実食

▼外はこんがり、中はふっくらと焼き上がったみりん干し。お味やいかに…!?

 

う、う、

 

うますぎるーーーーっっっっ!!!!!!

 

これはご飯が止まらない!!!!!

 

みりん2:しょうゆ1の比率としていることでみりんの甘みをしっかりと感じられ、しつこい塩気もありません。

また、生姜で川魚特有の臭みを完全に消しており、皮まで食べられる料亭の味へと進化しました。

おかげさまで(?)あっという間の完食となりました(*^^*)

 

いかがでしたでしょうか?

我が家では妻も大好きな定番メニューとなっています。

使用する調味料も少なく挑戦しやすい一品となっておりますので、ぜひお試しあれ☆

 

作ってみたよ!ってコメントやX(旧Twitter)の投稿、お待ちしております!

 

これからもエリアトラウトがより楽しくなる情報をお届けして参ります。

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう!