皆さんこんにちは。

 

本日はソロ練習!朝霞ガーデンさんに行って参りました。

前回の釣行にて「一定巻き」の精度について課題が浮き彫りになり、自宅で巻きの練習をしていました。

 

▼そのときの様子はこちら

【釣行記】2024.2.21 基本に立ち返って。【アルクスポンド宇都宮】

 

今回は実戦練習!ということで、どの程度巻きの精度が上がったかの確認も含め、スプーン縛りでの釣行に挑戦しました。

 

また、今回は持ち込むタックル、ルアーをだいぶ絞りました。

特にルアーについては投げどころを理解するためにだいぶ数を減らしてきたため、それで自分の満足のいく釣りが成立するか?という実験の意味も兼ねています。

 

■本日の様子

午前11時、現場に到着。

本日は風は強めでしたが天気は晴れ、日差しもよく届いていました。

見えている限りでは、大体水面下50cmくらいのところに魚が浮いているようでした。

しかし、水深もそこそこあるエリアなので、見えない魚も当然いますし、ボトム付近と魚群が二極化しているケースも多々あるので、サーチは入念に。昼前の開始ということもあって現場はすでに渋くなってはいそうでしたが、いったんやるべきことはやります。

 

まずはハントグランデ1.3g T-6 キイ様というカラーでサーチを行います。

水質を問わず釣れて非常に使い勝手が良いため、言わずと知れた人気のカラーですね。私はまず釣り場についたらコイツを投げます。

▼裏はマットブラックの明滅カラー。

 

表層付近、中層付近、中層~ボトム、ボトム付近と4段階でサーチしていきましたが、

2秒沈めたあたりで反応がありました。

ほぼツンツンとつついている程度のアタリでしたが、レンジ感の情報としては十分です。しっかりとつかむことができました。

続いて少しアピールの弱い「いえまん」に切り替えますが、バイトには至らず。

 

そこで「剛健」までアピールを落としてみると、良いバイトが!

▼しっかりキャッチ。

 

この後さらにもう1匹続けてキャッチし、ハントグランデ1.3gの食わせカラーがパターンのひとつであると確信。

そして、釣れているうちに他のカラーを試してみます。しばらくはあえて試行と情報収集に時間を使います。

 

▼すると、蛍光ピンクにも好反応。

 

蛍光ピンクは食わせカラーが主力になるような時間帯でも連発することがあり不思議なカラーですが、持っておいて損はないですね。

そのほかいろいろとスプーンを通して、得られた情報は次の通りでした。

・剛健のようなペレットカラーか、ピンク系に好反応

・ピンク以外のビビッドなカラーを含む明滅系、メッキ系には反応なし

・レンジについては浮き沈みはあるがほぼ表層に固定

 

水深によって入ってくる光量が異なったり、まだまだヤル気のある魚がボトムにたまっていたりするので、表層付近では食わせカラーしか食ってこないがボトム付近ならアピールカラーにガツガツ来るとか、レンジによって好みも変わるということもしばしば起こりうるのですが、今日はそうではなかった様子です。

 

そして、付近で魚の様子を確認すると、ルアーに興味を持って魚たちが寄ってくるもののルアーのスピードに追いついていないという状況も見えました。

そこで、シャイラを投入し、速度を少し落として巻いてみると…

 

▼狙い通りのヒット!

 

ここは、投げた時から「来るハズ!」という確信がありました。

レンジ感、巻き速度がピッタリとハマって手元にガツンと来る良いバイトを"引き出せた"というのは、こういうことなんだな~と実感。

 

そこからは、シャイラ1.2gをローテしたりハントグランデ1.0gに落として先ほどと同じ「剛健」で拾ったり。

そうこうしているうちに、放流の時間となりました。

 

▼まずはノアの放流オレピンでゲットだ!

▼もういっちょ!

 

そして、放流の時間からはまた作戦を変えていきます。

朝霞ガーデンの1号池は民家と隣接しており、昼過ぎの早い段階から日光が遮られ始めます。

放流カラーでひとしきり反応がなくなるまで釣ったあとは、もう一度入念にサーチから。

光りの入り方によってレンジも変わってきますし、さらにカラーも正解が変わってきます。

放流の残存をいかにしてひねり出すか。

 

▼陰りが入ったからか、先ほどまで反応がなかったUVやメッキの明滅系に反応を示すように。

ここも、「UVやメッキの明滅系が放流の残存に刺さるようになっているだろう」という読み通りでした!

 

5時間で15匹。スプーンのみで時速3匹、以前の自分と比較するとしっかりと成長が実感できる釣果を得たところで、本日の釣行は終了となりました。

 

■ヒットルアーの紹介

ヒットルアーはこちらの画像にまとめました。

ルアーA→ルアーB→ルアーAと釣ったのにA×2とまとめて表記しているところもありますが、上からだいたい時系列通りに並んでいます。左が放流前、右が放流後です。

▼放流前は食わせカラーとピンク系。放流後はUVなどのギミックが入った明滅が効果的でした。

 

▼キャッチに至らなかったものの惜しいところでバラしてしまったヒットルアー

 

ほぼ放流頼りじゃねーか!と思われるかもしれませんが、ここも実は私自身成長を実感しているポイントです。

実は私、放流狩りがヘタクソすぎてどうしたものかと悩んでいたんです。

朝霞ガーデンさんの放流で、ファーストカラーで5キャッチ(ヒットは8)まで伸ばせたことがありませんでした。

今日は比較的空いていて、他のアングラーさんと放流魚の取り合いになりづらかったことも放流で釣果を伸ばせた一因ではあるとは推測しますが、やはりここでもしっかりと一定巻きを意識していたことが釣果に繋がったのだと思います。

魚は人間が思う以上にルアーをよく見ていますね。綺麗に泳がせてやることができていなかったのでしょう。

「朝霞の放流はものの5分で沈静化する」と思い込んでいましたが、釣れないがゆえの錯覚だったようでした…。

 

■タックルの紹介

冒頭で「タックルを絞った」と申し上げましたが、今回は以下の3タックルでした。

①ダーインスレイヴ6'1L Rev-A

 RC Meister エステル 0.35号 - フロロリーダー0.8号

②ダーインスレイヴ6'1Is-UL

 RC Meister エステル 0.35号 - フロロリーダー0.8号

③ダーインスレイヴ コードグライガン6'1UL

 VARIVAS スーパーエステル 0.3号 - フロロリーダー0.6号

 

時期的なものもありますが0.7gアンダーをほとんど投げなかったのと、投げたとして朝霞ガーデンさんくらいの規模感であればエステル0.35号でも十分な飛距離(対岸までの半分くらい)を稼げてトラブルもなかったので、次は③の枠をもう少し強めにして放流により強く出られるようにしておこうかな~と感じました。

また、放流後はティップだけがぎゅーっと持って行かれて手元に重みが乗ってこないアタリが多発していました。

おそらくはルアーに対して突進してきて、食って反転せずにその方向に持っていっていたのでしょう。

基本的には①のタックルで釣りをしていましたが、放流後はこのようなアタリに対してより追従しやすいソリッドティップの②に持ち替えていました。そこからは、しっかり掛けてバラさずにキャッチできるようになっていたので、状況を見極めてのタックル選択もできるようになってきているように感じます。

 

▼釣り場で見るとテンション上がります。カッコイイ。

 

■総括

今回は持ち込むルアーも絞っての練習でしたが、それでも全部を片っ端から投げていたわけではありませんでしたし、5時間あっという間、充実した時間を過ごすことができました。

渋い時間帯もありましたが、終始一定巻きを意識した結果、何かしらの反応は得られていたように思います。

悶絶するような時間をいかに楽しいものにできるか、1匹絞り出すことができるかどうかは、集中力を切らさないことにかかっていると実感しました。

私なんかは特に集中を切らすとすぐに巻きが乱れて一定でなくなるので、結果ますます魚が遠のく…。そんな形で、今までは迷子になり、漠然とした時間を過ごしてしまうことが多かったです。

一投一投すべてに集中し、まずは丁寧に巻く。そして、目で見たり手元で感じたりして得た情報から、次にすべきことを考える。

魚が追いついてこられないから巻き速度を変えるのか?すぐ近くを通した魚が嫌がったから波動の弱いものに変えるのか?レンジが合わなくなったか?

 

スプーンの釣り、ただカラーをコロコロ変えていくだけではなく、考えるべきこと、やるべきことが本当に多いです。。。

だからこそ、楽しいですね!底知れない奥深さを見た気がします。

 

まだまだ私の周りの釣りウマさん達にはほど遠いですが、一歩ずつでも成長していることを実感できた練習となりました!

 

それではまた次回記事でお会いいたしましょう。