皆さんこんにちは。FGそうたです。

本日の記事はタイトル通り、ダーインスレイヴ コードグライガン 6'1ULのインプレとなります。

amebloはタイトルの字数制限がタイトで(寒)「ダーインスレイヴ」が入れられなかった…

いつも付けてたサブタイトルも泣く泣く付けなくなってます。

 

「初心者がイキってハイエンドロッド使ってみた」、通称(自称?)「イキリインプレ」シリーズも早いもので5本目。

こいつイキりすぎやろ。

 

前置きはこれくらいにして、早速基本スペックから見ていきましょう。

 

■基本スペック

サイズ:6.1ft (1.85m)

ルアーウエイト:0.4g~4.5g

ガイド: チタンフレーム+sic-sリング

ライン:1.0lb〜4.0lb

テーパー:レギュラーファースト

グリップ:コルク(シェイプグリップ)

ティップ:チューブラー

継数:2

 

■メーカー説明(引用)

オールマイティを追求したCodeGraigan 6’1Lに比べ、特にティップセクションをしなやかに仕上げ、より繊細なアプローチを可能にした6'1UL。ウルトラライトアクションのしなやかなティップを搭載しつつ、ベリー~バット部分にはシャープな『張り』を持たせた快適な操作性と、安定したキャスタビリティを実現。CodeGraigan 6’1ULがウルトラライトアクションの常識を覆す!

 

オススメセッティング

・ナイロン

1g以下スプーンとサーフェイスクランク◎

トラブルフリーな快適セッティング!

 

・フロロカーボン

1g台スプーン・表層~中層クランク◎

感度と操作性のバランス重視!

 

・エステル

1g以下から1g台スプーン◎

より繊細なスプーニングに!

 

■使用感

本ロッドの使用感を一言で申し上げますと…

完璧で究極のマイクロ用ロッド!

でした。今回はエステルライン0.3号およびES2 0.25号を使用して0.7g以下のスプーンを扱うのに使ってみての感想です。

どのあたりが完璧かと申しますと…

 

・キャストフィール

飛距離◎、正確性◎

こちらも前回紹介した999.9 Meister Chimera 603L-eと同様に最高の振り抜け感。完璧です。

1gアンダーのスプーンもかなり飛距離を稼げます。

また、キャスト後の収まりもよく竿が暴れないため、私のような初心者でも狙ったところに簡単にルアーを飛ばすことができます。キャストフィールの部分は前回記事からコピペしてきた。楽だねぇ

キメラのことを前回ベタ褒めしていましたが、今回も同様に、それだけ完璧なんです。

本ロッドを購入する前の手持ちではどうも0.7g以下のスプーンを投げるのにしっくりくるフィーリングのものがなく(腕前の問題もあると思いますが)、マイクロスプーンが扱いやすいロッドをずっと探し求めていたのですが…コレでした。マジで狙ったところに飛んでいきます。

 

・テーパーデザイン

全体像を見るとよく曲がる古きよきULクラスロッドという印象です。

セクションごとに細かく見ていくと、まずティップはULクラスのしなやかさはありますがヤワすぎるわけではありません。ベリーからバットにかけてが本当に美しくギュッと曲がります。

メーカーの説明にもあります通り、ベリー~バット部分にはしっかりとしたが張りがあり、ULクラス特有のダルさを微塵も感じさせません。40センチオーバーのマスに対してもこちらが主導権を握って難なくやり合えるだけのパワーを持っています。

魚がルアーを咥えると、少し硬めのティップがモチッと入り、魚がルアーを保持する間を作ってくれます。その間と、ベリーからバットのパワーを活かしてエステルラインでしっかりと針を立てて乗せることができるので、とても気に入っています。

曲がりはこんな感じ↓

 

■ダーインスレイヴ 6'1UL-H Black Vespineとの比較

同社から出ているULクラスのロッドで、どちらを買ったらいいか迷っている、という方も多いと思いますので、この両者の比較についても言及しておきます。

6'1UL-H Black Vespine側のインプレやULクラスロッドの徹底比較も需要があれば後日記事にしようと思いますので、今回はざっくりと。

 

まずは曲がりを比較します。

↓コードグライガン6'1UL

↓6'1UL-H Black Vespine

 

コードグライガンのテーパーデザインと比較してUL-Hはティップはより繊細で柔らかい、対してベリーからバットにはよりハリがあります。言い換えるとコードグライガン6'1ULをより極端に、よりシャープにした感じなのがUL-Hで、UL-Hのほうがファースト寄りでLクラスに近いです。本ロッドを購入する前の手持ちではどうも0.7g以下のスプーンを投げるのにしっくりくるフィーリングのものがなかったと先ほど申し上げましたが、エステルセッティングのUL-Hでマイクロスプーンを投げようとすると、このかなりしなやかなティップがブレるせいで狙ったところに飛ばせなかったため、いまいちしっくりきていませんでした。(ナイロンだとそんなことないです。不思議ですね…)

この特性を活かすためにコードグライガン6'1ULはエステルラインで乗せ重視、UL-HはBlack Vespine開発者の赤羽根先生オススメのナイロン2lbで掛け重視、という使い分けをしています。

 

■タックルセッティングの実例

私は本ロッドを弱めのChimera 603L-eのイメージで使用しています。(キメラ持ってない方はダーインスレイヴ コードグライガン6'1Lを買えばOK) ってかむしろそっちが王道では…

サブ的な立ち位置ですが。

Chimera 603L-eの、曲がりはそのままでパワーを落としたようなテーパーデザインになっています。そのため、メインとして据えているChimera 603L-eでやや扱いづらい0.7g以下のスプーンを、同じエステルラインでキメラとほぼ同じような使用感で使うのにぴったりです。

よりマイクロに特化するなら0.25号でも良いと思いますが、ラインブレイクを嫌って0.3号を使用しています。メインが朝霞ガーデンさんで、そこまで飛距離が必要ないので。

0.25号エステルを使う場合はES2が強度的に良さそうな気がします。

 

■総括

マイクロスプーンを使わせたら右に出る者はいない。そんなロッドだと思います。

Chimera 603L-eやダーインスレイヴ コードグライガン6'1L、6'1L Rev-A等と並べて使うことをぜひおすすめします!笑

メーカー説明にもあるとおり、エステルだけでなくどんなラインでも合わせられるのがダーインスレイヴ コードグライガンの良いところだと思います。

また、9月のヴァルケインファン感謝祭で篠塚先生が「マイクロスプーンは特に実力が出る釣り」と仰っていましたが、それほど腕前のない初心者の私でも本当に扱いやすく、実力のなさをカバーして助けてくれるロッドだと思います。

これでいて実売価格が5万円を切ってきているというのもまた魅力の一つです。ヴァルケインの本気を感じますね…。

 

最後に、ナイロンラインでの使用感についてはいつもお世話になっているにびいろさんが書いているので、そちらも紹介させていただきます。良かったらぜひ読んでみてください。

勝手にリンク貼ってるので怒られたら消します

にびいろの趣味日記 - 超個人的なロッドインプレッション ヴァルケイン ダーインスレイヴ コードグライガン 61UL

 

長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。また次回記事でお会いしましょう!