奥まってしまった音と立体サウンド | カキポンの日常ブログ

カキポンの日常ブログ

現在10歳の子育て中のお父さん(46)。コーチングや発達理論を学び、子育に活かした話や、日々の出来事などを書いてます。

えー、今日はなんか音像の前後位置的な話ですけど

アンプ2台にしてから、立体的になってきたのと引き換えに

音像がめっちゃ遠くなってしまった、スピーカーより後ろぐらい。

 

それが結構解消されて、前に出てきたので

その話を。経緯も含めて書きます。

 

リスニング環境はこんな感じ。

スピーカーと私は1辺1.5メートルの正三角形の距離です。

 

最初の状態は、いわゆる3点ステレオでした。

ボーカル真ん中で、左右の音はスピーカーが鳴ってるみたいな。

前後方向はスピーカーの背面ラインぐらいっすかね

このときの私はテレビが歌ってるように感じると言ってます。

 

で次が5点ステレオ。

左右はかわらんのだけど、センターが3つに分離した。

この状態からはアンプを変えたりで、前に出たぐらいかな。

一番いいアンプ(STA-9) 1台でも定位の印象は変わらずです。

 

スタジオ・ギョーキマエより

 

さて、問題はそっからのアンプ2台ブリッジ接続。

ここで音像が超後ろいったw スピーカーの背面ライン超えて 

テレビ~壁ぐらいまで下がった勢い。

そして音場爆広がり。

 

こんときは無邪気にスピーカー消えた、音場広がった

とか行って喜んでましたが

なんか段々おかしくねえかこれと思い始めたw

 

立体感はうっすら感じるが、音像薄くなって

アンプ1台で感じた低音のスピード感とかタイトさも消えた。

そしてやっぱこんな遠いはなんなんだと、

ボーカル遠すぎやろ・・・。

 

 

この曲はひどい。

もう後ろの壁にプロジェクターで投影したみたいな

薄くて平らな音像が広がるのよ。

広大さは感じるんだが、なんか、うーん、みたいなw

 

そんなおりStage2の試聴でクライナさん行ったんですが

そこも似た感じで、超奥なのw そしてうちより音薄い。

広がりはいいんだが・・・。

 

やっぱ立体感出そうとすると、後ろにいっちゃうわけ?

と思って現場で聞いたんですよ、

「うちもこんなふうに音奥まってるんだけど、

 前に出すにはどうしたらええの?」

 

・・・

無言の回答をもらいました。

 

まあこれはELACでどうなるか、かなあ・・・

と思ってたんですが、来る前に解決した。

なんか前にでたのよ、スピーカーちょうど間ぐらいに

立体的に音像が浮かび上がるような感じになった。

 

なるほど、なるほど、なんかイメージついてきた。

完成形を考えると、音像ってのは3次元なわけで

スピーカーと私の間のあるべき位置にきっちり定位するはず。

 

でも不完全だとどうなるかというと

展開した2次元みたいな感じになるんじゃないか。

 

 

一番右の展開図

これよ、まさしくこのイメージ。

薄い音像が、爆広がり

これがスピーカーの後ろで展開してしまってた。

 

最初、アンプ1台では前にでてたじゃないか、ってのは

こんときは3次元できてなくて、2次元だったから?

あくまでその位置に感じるってだけですから、

 

2次元   真ん中(スピーカーの中間)~前

3次元未完 後ろ~上w

3次元完成 真ん中

 

うちだとステレオ再生精度によってこんな感じで変化してますね。

未完から完成に引き上げられたのは、例のBugHeadのおかげですが

機材全く一緒よw 

ただプレイヤーのクオリティ上げるだけ(D/A変換の精度)で

聴感上の立体感が上がるとともに前にでてきたんです。

 

まあそういうわけで、意図せず良くなってしまったんですが

こっから更にELACでどう変わるか、楽しみです。