たら・れば | 飲食店で働く名ばかり店長の業務日誌

飲食店で働く名ばかり店長の業務日誌

飲食店で働く、名ばかり店長のこころのつぶやき日誌です。
決して口にすることのできない飲食店店長の悩み・愚痴なども吐いてみます。
日々気になることも書いてみます。
飲食店経営にちょっとは役に立つことも書いていますので、軽い気持ちでみてやってくださいね。

こんばんは、名ばかり店長です。


昨年末から「食」に関わる事故が連日報道されています。

今日は集団ノロウィルス感染の報道がなされ、

ますます「食」に対する信頼が崩れてきているような気がします。


昨年末にあった冷凍コロッケの農薬混入についても

農薬は検出されましたが、

混入経路が検出されない状況のようで

いったいどこから・誰が・なぜなのか?

判らないまま月日が過ぎているようです。


本日報道された集団食中毒についても

何が原因なのかは今後究明されるとは思いますが

それでも「まさか・・・」という感じだと思います。


おそらくですが、昨今の食に携わる事業所は

以前と比べれば、異常なほど衛生管理には

注意を払っていると思います。


それでもこのような食品事故が起こるということは

それだけ異物の感染経路を特定するのは難しいということです。


だからこそ、異常なほどに食品事故が起きないように

事故防止のための方法をいろいろとしているとは思うのですが

ちょっとした隙でもあれば、事故が起きてしまうのが

食品事故ということが言えると思います。


いままでいろいろな食品事故がマスコミで報道されましたが

「うちではこんなことは・・・」と無関係と考えることなく

「うちではこんな場合に・・」というようなことを想定し、

手を抜くことのないチェック体制が必要となるのです。


確かに作業量は増えてしまうと思います。

しかし「お客様の安全・安心」を第一優先として考えれば

多少の作業量増は仕方のないことだと思います。


昨今経営が厳しいことから

人件費や衛生管理費を削っている会社があることを聞きます。


しかし一度事故が起これば

せっかく削って絞り出した利益が吹っ飛ぶどころか

会社自体の経営も立ち行かなくなることは

今の時代は不思議なことではありません。


手洗いに専用石鹸を使用して肘まで洗って60秒!

手洗いひとつとっても手を抜けば・・・・

なんてこともあるかもしれません。


これから4月には消費税増税が控えています。

おそらく3月の駆け込み需要があった後は

4月以降厳しい経営環境になるのは必至です。


だからこそ、

このような事故が起こってしまっては

自分のお店もしくは会社のみならず

この世に存在する「食」に携わる企業全体に

大きな影響をもたらすものになると感じています。


以前このブログでも

飲食店の商売は医者と同じくらい重い仕事だ!

と書いた記憶があります。


もちろんどのような仕事でも

命に係わる問題になる恐れはあると思いますが

やはり「食」の仕事もとてもプレッシャーの感じる仕事です。


食品事故と簡単に伝えていますが

これは食品が起こす事故ではなく

人の心の隙を突く人災だということが言えると思います。


「たら」「れば」では後の祭りなのです。